環球網によると、ロイター通信は中国の大手石油会社が、東シナ海で7カ所のガス田開発を政府に申請していると報じた。
7月初め、日本側は中国が日中中間線の中国側で新たなガス田施設の建設を計画していることについて抗議した。7カ所のガス田のうち、2カ所は日中中間線付近に位置している。
菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、「仮に中国が一方的に開発をするのであれば、日本は絶対にこれを認めない」と述べた。日本の主張する「日中中間線」について、中国外交部は複数回にわたって、「いわゆる中間線というものは日本の一方的な主張であり、中国がこれを受け入れたことはなく、今後も決して受け入れない」と述べており、中間線を前提とした共同開発の話し合いには応じないとしている。
@日本とシナは2008年に天然ガス資源の共同開発を行うことで合意しているが、我が国は開発よりもまず海上の境界線の問題を解決することを優先させるべきとして一つも掘削していない。ご存じのようにシナ海洋石油総公司は中国石油化工集団公司と協力して「黄岩1期」プロジェクトをすでにスタートさせており、表面的には中間線だが、実際には我が国の境界線の内側からかなり吸い上げている。
日本政府もバカの一つ覚えの意味のない抗議は止めて、共同開発を白紙に戻し、こちらからも早急に掘削を始めればよい。