中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

 オフ・「スラムドッグ・ミリオネア」をみる

2009年06月17日 20時04分39秒 | 活動日誌
 オフでした。新聞をゆっくり読んだり、資料やたまった雑誌を読んだりしました。
 
 一週間の予定表を見ながら一週間分の食事の見通しを立て準備するのも、オフのときの大事な仕事です。遅く帰ってきても、疲れていても、すぐ食事が作れるようにです。それに、週末は「まともな食事」を求めて娘が帰省したりしますし・・。

 まず買い出しが大事。マイバッグの大きいもの2袋分はたっぷり買います。野菜は、時間があれば、訪問した先々の産直市場などで手に入れることがあります。

 さて、ゴボウのきんぴら、切り干し大根やひじきの煮付けなどは、冷凍できますからたくさん作ります。鶏挽肉のオーブン焼きも冷凍出来ますし、お弁当にも重宝します。

 今日はタマネギのバター炒めをたくさん作って小分けで冷凍しました。これは、グラタンやカボチャスープやコロッケなどに便利です。
 
 それから大豆もほとばしてゆでておきました。浸し豆、五目豆、ひじきと干しエビと一緒にかき揚げ、ポークビーンズなど、あればけっこう重宝です。

 うちには、冷蔵庫の他に、もう一つ、120リットルの冷凍庫があって、これが大活躍しています。
 この冷凍庫はなんと、勤続年数30年です。もう、年金をもらう年齢ですが、どこも悪くありません。電気料はかかるようになっているかもしれませんが、大変重宝、共働きの味方です。

 いただいたワラビのあく抜きもしたし。

 「備えあれば憂うなし」と。主婦は大変じゃ。でも、料理はけっこう好きだから、気分転換にもなりますが・・。
 実は「中野さんて、料理なんかしないでしょ」と言われることが多いのですよ。
 そう見えますかね。

 さて、今日は映画を見ました。
 ダニー・ボイル監督の「スラムドッグ ミリオネア」、第81回のアカデミー賞の8部門に輝いた作品、インド映画です。

 ストリーと映像はドキドキものでした。スラム育ちの主人公がクイズ番組に出て、次々と正解を出してゆく。教育も受けていないのに、なぜ、全問正解出来たのか・・・彼の過去に戻りながら解明し、インドの貧困層と子どもの姿をリアルに映し出しすという手法をとっています。

 そこに引きつけられました。「デイズジャパン」のインドでの写真を見れば、あれがインドの貧困の実態であるのも、うなずけます。

 暴力と殺人とお金にまみれたスラムで育った主人公が、ヒューマンな心を持ち続けたところに、希望が見えました。

 スラムの子どもに物乞いをさせて稼いでいるやくざが、「歌手にしてやる」と子どもをだまし歌の練習をさせ、哀れみを請うために上手になった子の目を焼いて失明させる、残酷な場面もありました。

 最後はハッピー、でも、刺激が強くて子どもたちにはどうかしら?貧困がよくわかっていないと、生き延びるためには何でもする子どもたちを、理解出来ないかもしれません。

 彼が、もぐりででたらめの観光案内をして客に殴られた時「これが本当のインドだ!」と叫んだ言葉が、焼き付きました。

 久し振りに井上さとしさんのメルマガがきました。ソマリア沖「海賊法案」の参考人の高林敏之さんが、圧巻だったとのこと。赤旗で読みましたが、すばらしい内容でした。衆議院での強行採決は許せない!

 明日は東御市へ行きます。
 

 
 
 
コメント
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