中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

長野市で行動しました・「浅川ダム」キャラバン

2009年06月13日 21時52分23秒 | 活動日誌
 一日長野市で行動しました。午前中は支部のみなさんと訪問活動、午後は、野々村、原田、佐藤市会議員と一緒に、浅川流域の地域をキャラバンしました。


通りがかったおばさんとも話し込んで「頑張らなくっちゃだめだよ!」としかられました。

 明日は、共産党の県議団の主催で「徹底検証 浅川ダム」の学習集会が開かれます。長野県が、住民の反対を無視して今年度本体着工の予定で予算付けしました。
今日のキャラバンは、明日の集会のご案内も含めて、浅川問題を中心にして訴えました。


佐藤市会議員と豊野で

 いったん中止になった浅川ダムですが、村井県知事になってから復活の動きが強くなりました。
 西松建設の献金疑惑は、民主党の小沢氏や自民党の二階氏だけではありません。村井知事にも嫌疑がかかっていますが、側近中の側近の右近氏が東京地検の捜査の後、自らの命を絶つという痛ましい事件が起きているのに、本人は至って涼しい顔で「知らぬ存ぜぬ」で、幕引きをしようとしています。

 潔白なら、きちんと証明すればいいではありませんか。出来ないところに怪しさがあります。

 献金疑惑にまみれ、東京の1メートル1億円の環状道路建設と同じような無駄遣いの公共事業です。第一にこれが許せない。
 
 そして、地滑り地帯でなおかつ直下に活断層がある地域につくろうとしている、大変危険なダムです。
 明日の学習会で明らかにされますが、穴あきダムの方が今まで建設しようとしていたダムよりも、もっと危険度が高くなるのです。


演説の後、原田市会議員と改修された浅川の見学

 さらにその上ムダなダム。
 浅川で苦しめられた水害は、内水災害です。浅川も改修が進んで、浅川自体の反乱はもう皆無になるでしょう。上流は水量が少ない。ダムの役目はない。下流の内水対策こそが求められています。

 千曲川の河床が浅川より高いために、合流点で浅川の水があふれてしまうのです。千曲川の河川改修や、遊水池の設置などの対策に予算をつけるべきです。

 こんなムダ使いの予算を暮らしに回せば、いろいろなことが出来るのに! キッチリ反対しているのは、共産党だけです。
 長野県議会でも、共産党以外はオール与党となって推進しています。
 
 お金と政治の関係をきれいに出来ない政党では、命と暮らしを守ることは出来ない。
 運動は今からが正念場。付け替え道路が出来た後も本体着工をやめさせてきたのは、住民運動の力です。あきらめずに、頑張りましょう。

   あしたの会場は、壇田(まゆみだ)地区センター
 講師は、国土研理事、元和歌山大学教授の宇民正氏です。
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