あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

中山道高宮~関ヶ原

2007-10-12 18:30:46 | Weblog
好天の朝、8時23分に高宮宿を出発する。
古い薬屋の残る鳥居本宿を通過し、琵琶湖を北に望む磨針峠を越える。
静かな番場宿を通過し、名水で知られる醒井の駅前で昼食をする。
ばいかもの花咲く名水沿いに醒井宿を過ぎ、古い屋号の記された民家の並ぶ柏原宿を通過する。
昔の面影の少ない今須宿を通り、不波の関所跡を訪ね、16時20分に関ヶ原宿に入った。
私の今回の中山道ウォークはここまで。皆さんの無事江戸日本橋に31日のゴールを祈って別れ、帰途につく。
東海道新幹線車中からの報告でした。
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第8次中山道ウォーク草津~高宮

2007-10-11 20:49:10 | Weblog
8時15分にJR草津駅前をスタートした。
1時間余りで守山宿を通過し、茅葺き屋根の残る野州を過ぎ、甲山古墳のある桜生史跡公園で休憩する。
車の多い国道8号や旧道を進んで、義経元服の地にある道の駅竜王かがみの里で昼食。
小雨模様で出発したが、天気が回復して晴れてきた。
武佐宿を過ぎ、五個荘、愛知川宿と先を急ぎ、豊郷を経て17時41分に高宮駅に着く。
昨日の分、草津から守山までがプラスして、歩数は6万歩を越え、ハイスピードの先頭について行けずだったが、なんとか完歩することが出来た。
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第8次中山道ウォーク第1 日

2007-10-10 20:53:30 | Weblog
快晴になった京都の三条大橋に29人が集まる。
多数の見送りの方々に送られ、9時35分にお江戸日本橋を目指してスタートした。
蹴上から山科にかけて、琵琶湖疎水の歴史を、畑中隊長から伺いながらたどる。
大津裁判所前の公園で昼食をしてから、琵琶湖湖畔に沿って進んで、瀬田の唐橋を渡る。
旧東海道の旧道をたどり、東海道と中山道との分岐点の草津宿が今日のゴール。17時12分に着き、JR東海道線で守山まで行き、宿泊するホテル近江守山に入る。
18時30分から約2時間、ホテルにて結団の大パーティーで、1日の歩き疲れを忘れて賑やかなひとときを楽しんだ。
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中山道ウオークを控え京都へ

2007-10-09 19:40:06 | Weblog
 明日からの中山道ウオーク出発に備え、13時半近く、
京都駅に着いた。

 宿に入る前に、弘法大師ゆかりの東寺を初めて訪ねる。

 新幹線からも見られ、日本の古塔で最高という五重塔
を見上げ、国宝や重要文化財に指定された、金堂と講堂
の多くの仏像を拝観し、宝物館で特別展示中の「東寺と
密教の伝来」も観覧する。

 16時過ぎに四条烏丸のビジネスホテルに入った。

 明日は9時30分に、三条大橋東詰に集まる皆さんと、
江戸・日本橋に向けての中山道ウオークがスタートする。

 以上、ビジネスホテルのパソコンからの投稿です。
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第8次中山道オークへ(京都~関ヶ原)

2007-10-08 21:45:41 | Weblog
 明日10月9日に京都市へ出かけ、10日(水)から
12日(金)までの3日間、京都・三条大橋をスタート
して、東京・日本橋へ10月31日にゴール予定の、
第8次中山道ウオークに部分参加してきます。

 私は、第3回から参加して今年は6回目(6年目)の
参加です。3日間の予定は、以下のとおりです。

10月10日(水) 京都・三条大橋~大津宿~草津宿
           ~守山宿 32.1㎞
                  〈泊 守山第1ホテル〉

10月11日(木) 守山宿~武佐宿~愛知川宿~
           高宮宿 31.4㎞
              〈泊 ホテル・サンルート彦根〉

10月12日(金) 高宮宿~鳥居本宿~番場宿~
           醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~
           関ヶ原宿 27.6㎞   〈夜帰宅〉

 この間、宿からモブログが出来れば、簡単にその日
の模様を投稿しますが、詳細は帰宅後にアップします。

 
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国際ウオーキングトレイル実踏(甲斐小泉~白州)[続き]

2007-10-08 21:24:14 | 国際ウオーキングトレイル実踏
2007年10月3日(水)
 =甲斐小泉から小淵沢駅経由で白州へ(続き)=

 小海線の線路を越えるあたりからは、前方の展望
が開ける。好天なら甲斐駒ヶ岳などの展望が良さそ
うだが、今日は雲に隠れている。

 中央自動車道の北側に、フィオーレ花パーク小淵
沢という新しい観光施設があった。

 緩やかな棚田の跡に、16haの御花畑や休憩施設
などが設けられ、観光バスの立ち寄り拠点になって
いるようだ。

 中央自動車道下を抜け、尾根集落の間の細道を
下って、JR小淵沢駅に着いた。駅前の観光案内所
でパンフレットをもらう。


 駅前から車道を少しで、階段を下って本町から宮
久保へと、古い家並みを抜ける旧道を南に向かう。

 このあたりにも、りっぱな土蔵のある家が多く、道
ばたや庭先には、コスモスやサルビア、シュウメイ
ギクなどが咲き競っている。


 家並みが少なくなると再び前方の展望が開け、甲斐
駒や鳳凰三山などの展望が良さそうだが、やはり雲
が低くて山腹しか見えない。


 駅から1㎞余り下り、田んぼの中の十字路を左折、
下教来石へ下る車道の下を東に抜ける。

 深沢川を越えて少し上ると、黄金田の棚田が広が
る。イノシシが多いのか、あぜには微弱電流の流れ
る電線を張った電気牧柵が続いていた。 

 日向の小集落を抜け、尾田輪の十字路際の諏訪
神社で休憩。かやぶき屋根に銅板を被せた社殿。

 境内には、石造りの小さい社がたくさん並んでいる。
南側は、黄金田の棚田や山並みの展望がよい。


 のどかな田園風景の広がる尾田輪の集落、右へ
半円形に回る旧道を進むと、「馬場の里」という大き
な石碑があった。

 馬場の里は、武田信玄の家臣・笹尾石見守の居城
と伝えられる笹尾城跡(城山)を中心に、金比羅山、
馬場池などからなり、武田信玄の国内統一に重要な
役割を果たした地と考えられるという。

 そばの小山が金比羅山で、遊歩道を上がると、金
比羅大神を祭った小さな社が、アカマツに囲まれた
山頂に鎮座していた。

 次の不動集落に入ると、棚田の下に、釜無川を
挟んで白州(はくしゆう)にあるサントリーの工場など
が見えてきた。

 雲が晴れれは、甲斐駒や鳳凰三山の好展望地か
と思われる。

 三差路を少し下ったところに、かやぶきの家が二
つ見えたので行ってみた。左手の家は大きな平屋で、
屋根の上の煙出しもかやぶき。

 こんな大きなかやぶきの煙出し屋根は見たことが
ない。

 三差路から眺める、黄金田や、はさ掛けの田んぼ
なども、日本の秋を感じさせる懐かしい風景である。


 不動から大下へと続く家並み、短い間隔で二つ三
つあった分岐を進んでT字路に出た。

 地図と対比し、田んぼに囲まれた細長い台地上に
たくさんの墓地の並ぶ道沿いを進む。


 ところが、東部浄化センターの先で、行く手とは
反対の左方向にカーブしていた。

 田んぼの上を流れる用水沿いに上がって西側の
田んぼの方に回り、大下の集落近くまで500m余り
戻る。

 地図を見直し、ひとつ左の道を進んでしまったと
分かる。電柱沿いの車道が目的の旧道と分かり、
南に下るその道を進む。

 旧道は、釜無川左岸のがけ地上で左カーブしてい
るので、ショートカットする林道に入る。草が伸びて
歩きにくいところもあったが、少し距離を短縮する。

 釜無川左岸に流れ込む沢を越え、沢沿いを下り、
釜無川の竹花橋に出た。

 橋の下流の左岸は、流れに大きく落ち込む断崖
になっている。


 橋を渡り、直線上に耕地整理された黄金田の間
を上がり、交通量の多い国道20号を越える。

 地図にはないが、山間の田んぼに沿って、南に
進める舗装した農道があったので入る。舗装が終
わり林間を少し抜け、車道に出た。

 南に進み、標識に従い二つ目の十字路を右折し、
前日と同じ17時ちょうど、竹宇集落の北、雑木林
に囲まれた今日の宿、カサデモンテ白州に着いた。

 やまさんは5度目とかで、お勧めの宿。よく磨かれ
た木の柱や床、白壁に白熱灯が灯り、机や椅子も
みな木製。談話室にはストーブもある落ち着いたた
たずまい。

 夕食も、オーナーご夫妻がご自身の畑から収穫し
た無農薬野菜や、手作りのハム、カボチャのスープ、
栗ご飯など、もりだくさん。皆おいしくいただいた。

 今日は、ほかの宿泊者は無く、ゆったりとひとり
一部屋を使わせてもらった。

(天気 曇、距離 23㎞、地図 小淵沢、長坂上条、
 歩行地 北杜市(旧小淵沢町、長坂町、白州町)、
 歩数 40,900) 
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国際ウオーキングトレイル実踏(甲斐小泉~白州)

2007-10-07 19:17:48 | 国際ウオーキングトレイル実踏
 2007年10月3日(水)
 =甲斐小泉から小淵沢駅経由で白州へ=


 
 5時半に起床。朝食前に、同室の I さんと近くの別荘
地を散歩に行く。

「えほん村」というのがあり、絵本から抜け出たような
メルヘンチックな動物や人形が、建物の内外に飾って
あった。


 8時5分に、ペンションウオッチングを出る。昨日の
道を少し戻り、JR小海線の南に出て、小荒間の集落
を甲斐小泉駅方面に向かう。

 老人福祉施設・仁生園のそばに、農産物を並べた
無人販売所があった。

 広い屋根つきの小屋に、赤いトウガラシが飾られ、
野菜などの品数も多く、これまでこんな大きな無人
販売所は見たことが無い。

 その先にも、二つ三つ無人スタンドがあった。観光
客の通る道路ではなさそうなので、別荘地の人などを
相手のものなのだろうか。

 周辺の古い民家には、みな立派な土蔵があり、屋根
下にすき間のある造りになっている。


 火の見やぐらのそばに立つ「三分一湧水散策路」の
標識に従って下り、「水の里公園」へ。

 きのうの三味線滝から下る高川の湧水橋を渡ると、
広葉樹の森があり、その一角から豊富な湧水が流出し、
すぐ下で三つに分水している。

 湧水をめぐる長年の水争いを治めるため、三方の村
に三分の一ずつ平等に分配するように工夫したことか
ら「三分一(さんぷいち)湧水(ゆうすい)」と呼ばれるよう
になったもので、湧水量は1日8500トン、水温は年間
を通して10℃前後だという。

 八ヶ岳山ろくを水源とするこの三分一湧水と、近くの
女取湧水、それに大滝湧水は、『八ヶ岳南麓高原湧水
群』として、日本名水百選に選ばれている。

 公園内には、小さな太陽光発電装置や水力発電施設
などもあり、道路を挟んだ東側には、そば処三分一、
農林産物直売所、三分一涌水館などが並び、観光バス
の立ち寄りどころになっているようだ。


 車道を少し下り、かやぶき屋根の水車小屋前を通過
し、小荒間東集落を北へ上がる。甲斐小泉駅近くの
三差路際に、小荒間古戦場跡の説明板が立っていた。

 天文9年(1540)2月、信濃の村上義清と武田晴信
(信玄)が合戦し、晴信が勝ったところといわれている
とか。林の中に「信玄公御座石」があった。


 甲斐小泉駅のそばには、平山郁夫シルクロード美術
館がある。

 甲斐小泉駅の小さな駅舎は、八ヶ岳山ろくに生息す
る国蝶・オオムラサキの羽を形どったデザインで飾ら
れていた。


 線路沿いの車道を東に戻り、高川の先で線路下の
ガードをくぐる。小荒間中集落を上がり、法性禅寺の
先の三差路を西へ、信玄棒道へ入った。

 信玄棒道とは、武田信玄が信州攻略のために作っ
た軍道で、八ヶ岳のすそ野を南から北へ、ほぼ真っ直
ぐに等高線沿いに作ったのでこの名がある。


 ソバの咲く畑や古い石碑の立つ富蔵山公園を過ぎ、
古杣川の棒道橋を渡ると、未舗装となり、信玄棒道
らしくなる。

 別荘地の間を通過し、三分一用水と同様の八ヶ岳
湧水群のひとつ、女取湧水への分岐を右に分けると、
別荘地が終わり、車の入らぬ土の道となる。

 アカマツやカラマツなどの豊富な緑に包まれた気持
ちよい道。1町(約109m)ごとに、こけむしたりっぱ
な観音像が立ち、1番から10番まで続いていた。


 南からの「まきばの郷遊歩道」に合した先は、小淵
沢ゴルフ場の北側を進む。


 後半ただひとつ残る16番観音を過ぎ、堰堤(えんて
い)のそばを通過するとススキの多い未舗装の車道と
なり、間もなく「歴史の道百選」の標識や、火の見やぐ
らの立つ十字路に出る。
 
 標高1140.6mの三角点もあるはずだが、見つか
らなかった。

 ここで棒道と分かれ、南に向かう。小淵沢ゴルフ場
の南側を回り、テニスコート付きの民宿が多い大東豊
を下り、やまさんが連絡してあった民宿「風路(ふうろ)」
に立ち寄る。

 「北通り4」十字路から南へ、牧草地の横や、りっぱ
な赤松林の間を下る。


 車道を横断した少し先にあった、「ふらい屋杣(そま)」
という小さい食堂に入り、昼食にする。

 4種類のランチはいずれも800円。キャベツが食べ
放題で、ランチにはスープが付き、私が注文した「あつ
あつ煮込みうどん野菜のかき揚げ」にはライスも付けて
くれるなど、味もサービスもよく、お勧めの店だ。


 近くの会社の人たちが次から次に来ることからも、
評判の食堂だと知れる。        (続く)


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国際ウオーキングトレイル実踏(清里~甲斐小泉)[続き]

2007-10-06 18:46:53 | 国際ウオーキングトレイル実踏
 2007年10月2日(火) 続き

 八ヶ岳横断歩道のツバクラ岩付近での昼食を終え、
さらに松葉状に短いジグザグを繰り返し下ったのち、
上がって行くと、雨が落ちてきた。

 尾根の下りが始まるところでザックカバーを付け、
ポンチョも被ったが、すぐに止み、不要となった。


 カラマツ林の緩やかな尾根を下り、左斜面をトラ
バース気味に進み、次のポイント、つばめ岩に着く。

 標高は1600m㍍。こけむした岩が何段かある
が、やはりどれがつばめ岩か分からない。


 雨の心配は無くなったので、雨具をしまう。




 さらにカラマツ林を抜け、堰堤(えんてい)と堰堤
の間を通過したりして、小さい上り下りを繰り返し、
三味線滝に着いた。標高は1550mである。
 
 橋を渡り、右岸から滝つぼに下りる。樹木に覆わ
れた薄暗いところに、2筋の流れが落ちていた。

 落差10数mの小さい滝である。

 西端の観音平まではあと2.2㎞あるが、われわれ
の八ヶ岳横断歩道通過はここまで。


 滝の下流、高川右岸に沿った下り道は、かなり草
の伸びたところもある。少し下ると、車も通れる林道
となった。

 シラカバや赤松などの間を1㎞余り下って、横断す
る林道に出た。林道を西へ、少し先から下る山道は
消えていた。

 さらに林道を進んで、「鐘掛松」と呼ぶ分岐で南に
下る林道に入った。すぐに舗装路となり、カラマツ林
を下っ行くとゲートがある。東西に走る八ヶ岳公園
道路の小荒間交差点のところである。


 500m余り下った左手に、NHKーTVで放映中の
大河ドラマ「風林火山」のロケ地を観覧させている
「風林火山館」があった。


 寄らずに通過し、標高1156m点で左折する車道に
分かれ、そのまま直進する。

 泉郷の別荘地になっているが、上部はまだ樹林の方
が多く、下の方の林間に別荘が幾つも建っている。

 別荘が終わるあたりで舗装路となり、昔からの民家
の点在する小荒間中の集落となる。

 明日歩く信玄棒道の入口を確認し、甲斐小泉駅の
東500m余りの、JR小海線の線路際まで下った。

 線路に沿って東へ、小荒間東の集落を抜け、17時
ちょうど、宿泊するペンションウオッチングに着いた。


 きょう1日は、かなりのアップダウンがあり、気温は
10℃台ながら、たっぷり汗をかいた。入浴して汗を
流し、18時半から夕食をいただく。

 メニュー豊富な夕食は美味しかったので、残さずに
全部ごちそうになった。

(天気 曇、距離 19㎞、地図(1/2.5万) 八ヶ岳東部、
 谷戸、小淵沢、歩行地 山梨県北杜市(旧高根町、
 大泉村、長坂町、小淵沢町)、歩数 39,100)
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国際ウオーキングトレイル実踏(清里~甲斐小泉)

2007-10-05 23:50:26 | 国際ウオーキングトレイル実踏
 カントリウオーカーで、ヨーロッパの数多くのウオーキン
グトレイルを歩いている「やまさん」こと山浦正昭さんが、
「日本にもヨーロッパにあるような大規模な歩く旅のルート
が欲しい!そしてヨーロッパのウオーカーにも日本にきて
歩いて欲しい!」との願いから始めた、国際ウオーキング
トレイル設定のための実踏は、ルートの選定、宿の詳しい
情報の収集などを目的に年2回実施している。

 2003年に新潟県の鳥首岬をスタートし、長野県を縦断
して山梨県に入った。今回は、清里から八ヶ岳横断歩道を
歩いて小淵沢に出て、さらに甲州街道沿いに南下、JR
中央線穴山駅までのおよそ50㎞を3日間で実踏する予定
である。

 2007年10月2日(火) 曇
 =清里・清泉寮から甲斐小泉へ=


 
 前日夕方、JR小海線清里から歩いて、前回最後の宿
でもある清泉寮に宿泊した。

 朝の清泉寮から見る茅が岳。晴れていれば右のすそ野
あたりに富士山が見えるはずだが、雲に隠れている。

 
 今回の参加者は、やまさん、茅ヶ崎市の I さん、それ
に私の3人。いずれも前回も参加のメンバーである。


 8時5分に清泉寮をスタートする。すぐ近くに、色鮮やか
なキノコが顔を出していた。


 清泉寮の一角、ポールラッシュ記念センター横から北
へ、清泉寮の運営もと、キープ教会の自然歩道になって
いる、川俣川東沢左岸上の気持ちよいアカマツやブナな
どの林間を進む。


 階段を東沢への分岐まで下り、再び上がって清泉寮
ブリッジショップに出た。駐車場からは、東沢をまたぐ
朱塗りの東沢大橋が、周囲の緑に鮮やかに目に入る。


 橋を渡って、八ヶ岳高原ラインと呼ぶ車道を南西へ。
南から東の展望が開け、好天なら富士山も見えそうだ
が、今日は雲が低くて遠望は得られない。


 近年に開設したらしい、「まきば公園」の建物を見下ろ
し、橋から1㎞ほどで右手の県営八ヶ岳牧場内の車道
へ。300mほどで横断する八ヶ岳横断歩道に入った。

 この歩道は、東は美しの森から天女山、三味線滝など
を経て、西は観音平まで、赤岳を頂点とする南八ヶ岳の
すそ野の標高1450~1800mの間を横断する、全長
約16㎞の歩道である。今日は、そのうちの約10㎞を
歩く予定。

 広々とした県営牧場の芝生地を少し進んで林間に入る。
小さい流れを二つ横切り、天女山への車道を横断する。


 カラマツ林の下には、疑木を二重に積み重ねた段のと
ころもあり、歩きにくいので、横を歩くことになる。


 最初のピーク、標高1528.8m三角点のある天女山
に上がった。大きな「天女山」碑や、東屋、八ヶ岳中信
高原国定公園案内図などがあり、春はツツジの名所とし
て知られたところである。


 車道の駐車場横を通過、緩やかに上がるカラマツ林の
歩きやすい道を進み、天の河原に出た。標高は1620m。
好展望地のようだが、今日は低い雲の切れ間から南東側
の山並みが少し見えるだけ。

 テーブル付きの木ベンチがあり、何アザミだろうか、大
きな花を付けた丈の低いアザミが咲いていた。


 この歩道には分岐やカーブ点に道標が多く、「南八ヶ岳
トレッキングマップ」に記載されているのと同じ番号が柱に
記され、どこまで来たのか容易に確認できる。


 広葉樹が主体の樹林下にササが増えてきた。沢を二つ
横切り、アップダウンを繰り返し、展望台の近くに来た。

 少し南東に下ると、「展望台」の標識の立つ小ピークが
あるが、松などがかなり伸びていて、あまり好展望地とは
いえそうにない。今日は、ガスで全く視界は利かない。

 その先は、ブナやカラマツ、ダケカンバなどの樹林帯を、
今回の最高点、標高1760mを越えるあたりまで、尾根
の稜線をゆっくりと上がった。

 左へトラバースして次の稜線を下る。樹林にガスが立ち
こめ、見通しが弱くなった。


 下を走る車道、八ヶ岳ラインへのエスケープ路との分岐
まで下がり、左下がりの斜面をトラバースしたり、木の段
のある短い斜面などを何度かヘヤピン状に行き来したり
する。

 次の展望台への分岐を通過し、ツバクラ岩の上に出た。
ザックを置いて少し下ると、オーバーハングした大岩が続
いていて、どれがツバクラ岩かよく分からない。

 ザックのところに戻って昼食とする。    (続く)

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北杜市白須から長坂へ

2007-10-04 17:53:37 | Weblog
朝8時過ぎ、宿泊したカサデモンテ白州を出発して、道の駅白州を経て、甲州街道の宿場町、台ケ原宿を抜ける。
その先は予定を変更し、釜無川を渡り、花水集落を通過し旧道を上がり、清春白樺美術館に寄る。
東側の大深沢川を渡り、14時前に中央線長坂駅に着く。
今回は、ここまでとし、次回実踏は来年4月中旬の予定。
帰途、初回の四国遍路の際お会いしたIさん宅にお邪魔して、遍路のことや近況の交換などして、失礼する。
帰途の中央線車中から、とりあえず本日の報告とする。
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