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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道の休憩所(1)

2007-05-18 23:13:53 | 四国遍路あれこれ
 歩いて四国遍路をする者にとって、休憩できる場所があることは、
大変有難いことです。疲れ時に腰を下ろして休んだり、雨の日の
昼食場所に、日差しの強いときの日陰にと、大事なポイントです。

 今日から何回か、1番霊山寺を出発してからの順路に沿って、
遍路道沿いにあった休憩所やへんろ小屋などを紹介します。

 見落としたところや、撮り忘れたところもあるはずですが、休ん
だところ、通過しても気がついたときには出来るだけ撮影しました
ので、かなりの数になると思います。

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 最初は、4番大日寺の南、徳島自動車道近くにある東屋(あず
まや)。(徳島県板野町)

 初めて見たときに、このような小屋があちこちにあるとよいなと
思いました。

 5番地蔵寺を過ぎ、6番安楽寺に向かう途中にあった休憩所。
(徳島県上板町)


 10番切幡寺から11番藤井寺に向かう、吉野川にかかる2つ
目の冠水橋、川島橋を渡って右岸堤防に上がったところにある
休憩所で、無料宿泊所にもなっています。〈徳島県吉野川市
(旧川島町)〉


 11番藤井寺から、最初の遍路転がしと呼ぶ山道を進む途中
の、標高500mにある番外霊場柳水庵を少し下ったところに
ある、無料宿泊も可能な遍路小屋。〈徳島県神山町〉

 2004年2月22日の、最初の遍路の時には工事中で、間も
無く完成するとのことでした。

 遍路転がしを無事乗り切り、12番焼山寺にお参りし、番外
霊場杖杉庵に下って少し先、県道43号沿いにある「おへんろ
駅」と呼ぶ休憩所。〈徳島県神山町〉

 神山町営バスの焼山寺終点でもあります。

 第2の遍路転がし、20番藤井寺と21番太龍寺の間を流れる、
那賀川にかかる水位橋〈すいいばし〉の手前、県道19号沿いに
出来たばかりの遍路休憩所です。〈徳島県阿南市〉

 紙箱にいっぱいミカンがあったので、いただきました。

 那賀川の水位橋を渡り、すぐ先から若杉谷川に沿って遡行し
ます。左岸から右岸に回って間もない、若杉山遺跡近くにある、
「四国のみち」の休憩舎。〈徳島県阿南市〉

 屋根は苔むしており、かなりの年代物です。

 標高520mの21番太龍寺から下り、県道28号を南東に進み、
22番平等寺への遍路道の入口、阿瀬比町の交差点南にある、
近畿大・歌 一洋(うた いちよう)先生設計の「へんろ小屋2号
阿瀬比(あせひ)」です。〈徳島県阿南市阿瀬比町〉

 歌先生を中心とする「四国八十八ヶ所にヘンロ小屋をつくる会」
では、2001年から今後10年ほどで、全部で89棟の小屋を
造る計画です。この活動については、別途報告します。

 22番平等寺から南へ、国道55号に出て間もなくの、釘打トン
ネルを抜けたところにある、同じく歌先生設計の「へんろ小屋3号
釘打」〈徳島県阿南市〉
 

 23番薬王寺の先、国道55号日和佐トンネル(690m)の入口
付近にある東屋。〈徳島県美波町(旧日和佐町)〉


 さらに国道55号を進んで、牟岐町(むぎちょう)に入ります。
牟岐警察署前にあるテントは、お遍路さんお接待所です。〈徳島
県牟岐町〉

 私は、すぐ近くの牟岐駅前の民宿に泊まり、翌朝出発して間も
ないので、2回とも寄りませんでした。

 国道55号を西に、番外霊場・鯖大師を過ぎ、JR牟岐線浅川
駅の少し先にあるシンプルな東屋。

 そばに水道もあり、手を洗ったり水分補給には助かります。

    〈続く〉
 


 

 

 

  

コメント (2)
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