あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅第六日

2006-11-16 20:09:49 | Weblog
今日も好天、風も治まった。7時15分に旅館かえでを出る。
勝浦川の橋を渡り、北から鶴林寺に向かう遍路道に入る。
少し上がると、宿周辺の家並や勝浦川などの展望が開ける。
丸木の段が続く上り、ゆっくりと足を運ぶ。九時前に二十番鶴林寺に着く。
杉の大木に囲まれた山上の聖地。本堂前に鶴が立つ。
杉木立の下を急降下の下りが続き、那珂川沿いに。
新しい休憩所があり、遍路さんにとミカンが一杯置いてある。いただいて休憩した。
きれいな流れの川を渡り、次の細い川沿いに上流に向かう。
ふたたび林間の上りが続く。幸い、昨日までの肩こりはなくなったが、背中のザックがやはり重い。
正午ころ、二十一番太龍寺に着いた。
ここも、鶴林寺以上の広い山上の霊場。古い本堂に沢山吊るされた透かしとうろうに灯火がともる。
あちこちのもみじがよい彩りを見せている。
添付写真は大師堂です。
山門下で昼食。宿で作ってもらった大きなおむすびが美味しい。
下り道は、簡易舗装の急坂を降りる。
車の少ない県道二十八号を阿瀬比へ。前回も休んだ遍路小屋で休憩した。
その先は田んぼやミカン畑を見下ろしながらの、気持よい遍路道。谷間に入り、ちょっとした峠越えは、二つの山越えの後だけに、ちょっときつかった。
二十二番平等寺に十六時に着いた。山すその静かな霊場に参拝し、そばの宿、山茶花に入る。
今日は車を気にする道はなく、標高差約千メートルの上り下りだったが、よい道のりだった。
この3日間は、どの札所でも、団体の遍路グループに合わず、静かに参拝できた。
前回は、明日の行程で右膝が痛くなり、十日近く悩まされたが、今回は無いよう祈りたい。
コメント
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