Shizuko Diary

日々の記録として・・

傍若無議会??

2012-01-10 23:05:48 | Weblog
自治日報を読んでいたら元総務相の記事が掲載されていた。
「傍若無議会」では困る・・との興味深い記事である。

少し引用させていただくことにする。

なんとも議会の影が薄い。昨年11月の大阪市長選挙で当選した橋本徹市長の発言を聴いての印象である。
首長は住民から直接選ばれているので、やりたいことはすぐにできる、と橋本氏はテレビで強調していたが、その物言いには2つの勘違いがある。
一つは自治体の長も法律には従わなければならないということ。
現行法制に対する不満を口にするのは自由だが、その法が変らない限り「悪法といえども法は法」である。いくら人気の高い市長でも、一般市民同様それに従わなければならない。
~中略~
もう1つは議会の存在である。
二元代表制を採用しているわが国の自治体では、知事や市長は決してオールマイティではない。首長の政策を法制面で可能にする条例、それを財政面で裏付ける予算は全て議会に決定権があり、首長にはない。
~中略~
選挙で多くの市民の支持を得た新市長は自信に満ち溢れていた。確かに何でもできそうな勢いはまるで傍若無人ならぬ「傍若無議会」である・・・中略。

どうして議会には存在感が欠けているのか、議会人は胸に手を当てて考えてみてほしい。
多くの地方議会のありさまが世間からずれていて、住民の共感を呼んでいないというほかない・・・では、さしあたって地方議会は何をすればいいのか。
それはまず、常識的な議会運営に立ち戻ることからである。・・中略・・
「傍若無議会」に対抗するには、議会人自ら現状を改めることで、住民から信頼され、その存在感を増すほかない・・・後略。

的を射た記事であると私も思う。
今行政がやろうとしている施策を理解し、市政の方向性をしっかりと見据えること。
そのためには、議会休会中であっても調査・研究・研修は欠かせないと思っている。
議会としての活動を継続していくことも大切であると思う。

それともう1つには、市民・当事者の生の声を聞いて、頑張っている人・光のあたっていない人たちの為に代弁をすること・・これは議員個人としての活動である。
議会で取り組もうとしている「各種団体と議会との意見交換会」も必要であると私は思っている。

地方議会・議会人にとって辛口の記事ではありますが、議会人として、心していかなければならないことであると思う。

議長もこの記事を読んで・・いい事かいてあると言っていました認識が同じでよかったわーーーー。

今日の画像は、今年初の絵手紙教室での作品。
夜は国際交流協会事務局会議・・会長同席で今後の取り組み・課題に対しての提言がありました。

コメント
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