Shizuko Diary

日々の記録として・・

政治の役割とは・・

2012-01-07 22:56:30 | Weblog
常任幹事会出席のために新潟市へ・・新潟は積雪がなくていいわ。。

知事や教育長への要望資料に目を通すと・・農業政策においては、コシヒカリを初めとする新潟米について生産技術の確立と指導の徹底、区分集荷の促進など、食味・品質の維持向上のために危機感を持って取り組み強化してほしい。
防災対策に対しては・・危機管理における人的基盤の整備を進めると共に、各市町村と連携して、あらゆる危機管理(地震・水害・雪害・風害)に対応できる体制を構築すると共に災害に備えた河川・治水・砂防等の整備を進められたい(個人的には原発対応も盛り込んでほしかった!!)
教育関係においては・・新潟県で取り組んでいる32人以下学級を小学校3年生以上に拡大されると共に、特別支援教育の個別の指導計画の作成、個別教育支援計画の策定など一人一人に対するいっそうの支援の充実を図られたい。などなど多岐に渡る要望書が提出されていました。
もちろん、これらの政策実現のためには財源が必要です。
国・県・市町村がそれぞれ連携を図りながら、政策実現を図っていかなければならないことです。
政治は生活そのものです。
権力闘争に終始してはなりません。

NHKの番組を見ていたら、東日本大震災で今も仕事を失ったままの被災者は推計で12万人に上り、石巻市の大規模な仮説住宅では、およそ半数の世帯が失業状態にあり、そのうち3分の1は1ヶ月の収入が10万円に満たない極めて厳しい生活を強いられているという。
海で生活していた男たちが仕事ができない。
すし職人が店も住宅も家族も失い、再建の見込みも立たない。
美容院を経営していた女性が、二重ローンで苦しんでいる(制度はあっても使えない!!)

今を必死で生きている人たち、先が見えずにお酒に逃げている人たち。
意欲も活力も喪失して、精神的に不安定なひとたち。

そんな国民がいるのに国会議員の先生方は、審議拒否だの解散総選挙だのと政局がらみの話しばかり・・
政治空白をつくったら政策は前には進まない!!

高い歳費をもらっている国会議員の先生方は、この現実を直視できないのだろうか?

帰路の車窓から穏やかなお月さまが顔を見せていました。

被災地・被災者の皆さんに1日も早い日常を取り戻せるように、超党派で尽力してほしいと思います。






コメント
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