母子福祉会総会・・

見附市母子福祉会の総会にお招きいただき、ご挨拶をさせていただきました。
訳あってシングルマザーになって、子育てにおいては父親役もこなしながら社会人としても頑張っているお母さんたち。
今日は見附市教育委員会子ども課課長も出席いただいて、支援策についてお話いただきました。


一般質問の中で質問をして、新年度「ひとり親家庭自立支援事業」の予算をつけていただきました。
子育てしながらの就労・・なかなか正規社員としての就労ができず仕事をいくつも掛け持ちをしながら生計を立てているケースが多い現状です。
高等技能訓練や教育訓練を受けながら、何とか資格を取って就業に生かしていただきたいと願っています。

その後、会員の坂井さんのお話をお聞きしました。
若いときにご主人に先立たれ、以来和裁と助産婦をしながら子育てと仕事をして生活してきたといいます。
昔は洗濯機も携帯も掃除機も車も無い時代。
泣いている暇は無かった・・ただがむしゃらに仕事をして生計と子育てをしてきた。
子育てにおいては「まっすぐな道を歩くように・人間の生きる道」を教えてきたといいます。
坂井さんのお話をお聞きして涙する会員さんもいらっしゃいましたが・・「泣くな！あなたには子どもという宝があるでしょ！今は辛くてもきっとこれからいいことがある」と力強いメッセージを送っていらっしゃいました。
今でも現役・・８９歳とは思えないそのパワーに圧倒されました。

２２年度の事業報告・決算・２３年度予算案に事業案を承認されて総会は無事終了しました。
新年度も悩むお母さんたちのために「おしゃべり場」の充実を図っていくそうです。
行政や社会福祉協議会との連携を密にして、母子福祉会のさらなる会の充実を期待したいと思います。
お子さん連れのシングルマザーも頑張っています