魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

雲雀上ル

2013年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

くどいけれども、
日本の航空行政、航空会社は、オスプレイのような垂直離着陸機を国内交通に活用して欲しい。
オスプレイと聞いただけで拒否反応を示すような、宗教に洗脳されている人も、冷静に垂直離着陸機の可能性を考えて欲しい。

オスプレイを考えることは、軍事問題、基地問題とは関係の無い、純粋に輸送機器の問題だ。
軍用機オスプレイ(猛禽類のミサゴ)のイメージが悪ければ、呼び方を変えて、垂直離着陸航空機「ひばり」と呼んで、議論すればいい。

世論というものは、結局、最も単純な結論を出すから、冷静で生産的な答えにはならない。
問題を子細に吟味して、良いところを取り、悪いところを捨てる様なことにならない。大方は、言葉の響きだとか、何かインパクトのある事件とか、「感覚や感情」で大勢が決まる。

原発安全神話に酔っていたかと思えば、事故の途端、即刻廃絶を叫び出す。廃絶を叫ぶ人は、それまで何をしていたのか聞きたいが、都合が悪くなれば「ダマされていた」と、他人のせいにするだろう。
安全神話から、モンスター恐怖。これでは宗教だ。

オスプレイ拒絶反応も、全く同じ宗教だ。
基地反対を、オスプレイ・モンスターの恐怖で、煽り立てている。
基地に反対は解るが、オスプレイにすり替えるのは、国民を愚弄しているし、また、それを真に受けて同調する人は、愚弄されても仕方がない。

日本こそ欲しい垂直離着陸機
始めから、民間利用のために開発されるべき物だったと思うが、たいていの文明の利器が、残念ながら、軍事用に開発される。
垂直離着陸機は、広い平地が無く山ばかりの日本のような国土にこそ、ベストマッチの航空機だ。

リニアモーターカーも良いが、560km出せ、しかも、大きなインフラが要らない交通機器は、日本を活性化させる。
途上国の携帯や車の先行普及と同じで、インフラよりニーズだ。
現在は2~30人しか乗れないが、本気で開発すれば、あの手この手があるだろう。

必ずしも、エンジンによる強制的な揚力でなくとも、飛行船を応用する方法もあるだろう。国内輸送に高速の必要はない。500km出れば、リニアを上回るメリットがある。これも本気で研究すれば、最低でも300kmぐらいは出るはずだ。

もし、日本が必要に迫られて開発すれば、当然、輸出も可能になる。
飛行船応用型なら省エネも言うに及ばず、安全性も高い。
大きな空港も不要だから、どんな路線も考えられる。
是非是非、日本の航空行政に取り入れて欲しい。

実現したとしても、乗れることは無いだろうが  


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