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占いという もう一つの眼

乙女座1961~1967年

2006年10月05日 | 世相史観

天王星 乙女座1961~1967年  <女性星座>
乙女座のイメージは「乙女チックな老婆」。家事と労働。ご近所や学校、職場など、家庭に身近な社会を表す。
労働と組織管理。病気と健康管理。身体の「腸」。地域や国でいえば「東京」のほか、様々な価値が密集するところ。ギリシャ、西インド諸島や、大学で知られる都市。

1962年キューバ危機に続き、ベトナム戦争が始まった。1964年トンキン(東京)湾事件で北爆を開始したジョンソン大統領も乙女座だった。
労働に必要な計画管理の原点は農業であり乙女座の象徴。1961年は農業基本法ができた年だ。

「所得倍増計画」と「東京」の時代。職場と学校を求めて東京に人口が集中し、ラッシュ、スモッグの東京名物が生まれた。東京の「人波映像」は乙女座のイメージそのもの。東京オリンピックもあり建設ラッシュ。土木建設は組織力が物を言う分野。

健康医療に関しても、医師会、歯科医師会の全国一斉休診など医療関係の興奮時代。小説「白い巨塔」が大ヒット。映画の主役、田宮次郎も乙女座。
「野球」は組織管理のスポーツで乙女座。(東京)ジャイアンツの絶頂期であると同時に野球の絶頂期でもあった。

娯楽も学校や職場が舞台になり、舟木一夫の学園ものや、加山雄三の若大将シリーズ、サラリーマンが主役の植木等の無責任シリーズが大人気。
一方で、「上を向いて歩こう」「ウナ・セラ・ディ東京」などセンチメンタルな曲や歌詞が主流になった。
この時代はビートルズの時代とも言える。なぜ乙女座なのかと言えばすべてと言うことになるが、「多才と好奇心の集団」であることだ。サイケデリックの誕生。ちなみに、乙女座の象徴的人物は「不思議の国のアリス