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ヤギ座1988~1995年

2006年10月27日 | 世相史観

天王星 ヤギ座1988~1995年 <女性星座>   
ヤギ座(磨羯)の季節は冬至、一年の転換点にあたる。次にどう備えるかが問われる時代。政治経済、税金、資産運用、父権、崩壊、葬式。最後の陸地=岬。身体は骨と膝関節。国ならインド

1988年、政界ではリクルート事件がきっかけで政治改革が始り、55年体制の崩壊(93年)となったが、天王星で見れば、むしろ、公職選挙法(50年)から42年の転換点と言える。
1989年、昭和天皇崩御で平成元年。消費税導入。天安門事件。ベルリンの壁崩壊・・・世界的大転換の時代が始まった。

ヤギ座は一年の収穫=結果を表す。
生産より数字(資産運用)が経済を動かし、証券や土地が高騰。バブルの発生と崩壊が起こった。
宗教界でも、精神性とは無縁のオウムのような知識寄せ集めモザイク宗教や集金宗教が横行した(オウムはインド語)。

資産運用も、税制も、集金宗教も創造無視の「結果主義」がもたらした世相といえる。
湾岸戦争も、アメリカの経済再建にかける結果主義がイラクを追いつめたことも大きな要因であり、死の商人(軍事産業)の活躍の場でもあった。
1992年当選したクリントン大統領は、結果オーライの現実主義で米経済を立て直したが、実際には過去の遺産の活用とも言われている。

ひたすら金目なものが一世を風靡していた時代だが、ボディコンやランバダのような直接的なアピールも結果主義だ。ヤギ座の柴門ふみの「東京ラブストーリー」では「SEXしよう!」が有名になった。これも結果主義。
この他、作品名に、ラスト、ファイナル、リーサル等が多かったのもヤギ座。