魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

神の御業

2021年11月16日 | 日記・エッセイ・コラム

コロナは神の啓示だ。
コロナ・ウイルスの危険度など、歴史上の疫病に比べれば無に等しい。しかし、この事件は人類の生き方を変える契機になる。
コロナによって一時的に止められた産業は、長期的に見れば変質し、消滅する。
飲食、航空、自動車・・・など、湯水のような化石エネルギー消費を前提にした産業が、コロナ拡散と一致した。
これらの産業の悲鳴は痛いほど解るが、賢明な人はコロナ禍で生き方を変えるだろう。

一時的な停滞で、やむなく現場を離れる人を始め、見切りを付けて離脱する人、さらには意味を悟る人、事情は様々でも、ニーズそのものも低下し社会が変わる。
今現在も、コロナショックで需要の低下を招いた石油原産国が減産しているが、既に石油を前提とする産業への投資が減り、ここから産業そのものも量的質的に変化し、人々の労働、生活条件が変わり、社会文化が変わる。

温暖化対策会議を何度開いても、炭素取引など愚かなビジネス以外に、何も進まない小田原評定だが、コロナは世界を脱炭素社会に変える、強烈パンチだ。
コロナ禍そのものが、化石文化の爛熟で生まれたことを思えば、まさに、偉大な神の意思であると、畏れ入るしかない。


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