魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

事件続発

2014年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は朝から大事件だ。
先日、「動く動く」で言ったように、何が起きても不思議ではない時だが、災いを上手く福に転じられないものかと気がもめる。

ウクライナでマレーシア旅客機が撃墜された。
星が動き始めた途端、定着宮は次々と問題が発生した。
ロシアで地下鉄事故。韓国でヘリコプター墜落。これは前座だ。その直後に起こった、この撃墜事件は単独の事故とはワケが違う。911ほどではないが、世界を動かすだろう。

水瓶座のロシアにとって、獅子座は「相手」を意味する。木星は膨張、相手が膨張するとは、客が増えることだから、苦情を言いに来る人も増えれば、結婚相手ができる事でもある。
結婚相手はウクライナの親ロシア過激派であり、客は獅子座のオバマ大統領だ。しかも、両者とも、サソリ座の火星で興奮状態だ。オバマは前日、新制裁を加えたばかりだ。

水瓶座にとってサソリ座は、10室の「評判」であり、獅子座にとっては、4室の「家庭」の事情だ。
支持率最低のオバマ大統領は、中間選挙を控えて一歩も譲るわけにはいかないし、家庭の事情=ナショナリズムの親ロシア過激派は興奮が止まらない。
これらの「相手」の事情が、ロシアの評判をさらに傷つける。

歴史は、対応の仕方次第で、なぜそうなったのか解らないような結果を導くことがある。サラエボ事件の第一次大戦がその最たるもので、盧溝橋も911も、賽が投げられると、どんな目が出るか解らない例だ。

今の状況は、アメリカもEUも、中国も、自分の利害だけで動いている。この事件でさらにエスカレートすれば、ロシアも意地になり、ゴメンとは言えなくなる。

しかし、ウクライナ情勢を落ち着かせるつもりなら、これは千載一遇のチャンスにもできるはずだ。
ロシアにすれば、クリミアさえ押さえれば、あとはどうでも良く、プーチンは親ロシア過激派の処理に困っていたところだろう。だから、過激派を大人しくさせるにはもってこいの口実ができたハズだ。

ところが、アメリカを始めとする知恵の無い各国が、自分の思惑で口を入れ始めると、それに屈したことにはできないから、各国のせめぎ合いの末に、思わぬ方向に展開する可能性がある。これが最も懸念されるところだ。

少なくとも米欧は、むしろ、ロシアが応じ安い幕引きを用意してやるべきだ。
過激派のロシアへの亡命。そして、被害者への何らかの金銭的解決など、クリミアには触れずに、あたかもロシアが親ロシア過激派を押さえ込んだような演出をすることだが、歴史を観ると、いつの時代も、驚くほど馬鹿な行動をとるものだ。

それにしても、マレーシアはドツボにはまっている。
一体、何座になるのだろう。推定ではヤギ座なのだが。


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1 コメント

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魯生さん、こんにちは。 (MAC)
2014-07-19 16:41:02
魯生さん、こんにちは。

山羊座が苦境に・・・。
山羊座と牡羊座との関係は、どう考えても牡羊座が自分の利益のために、山羊座を食い物にしているという形にしか見えないですが。勘違いでしょうか?
牡羊座は大喜びですか?それともそれなりに苦しんでいるのですか?山羊さんはどうしたらいいのだろう・・・




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