転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨年秋頃から意識するようになった両頬の赤みだが、
先日、別の皮膚科を受診して、「酒さ(しゅさ)様皮膚炎」と診断された。
これまでの皮膚科に大きな不満があった訳ではないのだが、
結構近所に、一般皮膚科とともに美容皮膚科にも対応している医院があり、
顔ではあるし、ちょっと河岸を変えてみようかという気になったのだ。

省みれば、この数ヶ月、自己判断でリビメックスを塗ったり、
受診してマスク肌荒れと言われてアルメタを貰ったりして
3月初旬には一旦、全く気にならないほどに良くなったのだが、
その後も地味に再発があり、決して完全に終わってはいなかった。
数日~一週間ほどステロイドを塗ったあと、やめて何日かすると、
小さい赤い発疹が出始め、様子を見ているとそれらが徐々に広がる、
というのを繰り返していて、
受診すると再度アルメタを出されたりして、改善はするが全快せず、
これはあまり放っておかないほうが良いと感じるようになっていた。

反復するほどに症状の変化も出てきて、
昨年冬頃には全体にぼんやりと赤い状態だったのが、
最近は赤味が限局してきて、小さい赤い発疹のほうがはっきりし、
更に火照りや痒みも出てきていた。
これはどうやら、断続的なステロイド使用が失敗だったのではないか、
と自分でも感じていたのだが、
果たして、今回の新しい皮膚科での診断が「酒さ様皮膚炎」とのことで、
納得したというか溜飲が下がったというか反省したというか(^_^;。

症状としては「酒さ」と言われるものとほぼ同じで、
両頬が赤くなったり、発疹が出たりする状態ではあるが、
ステロイド使用が原因になっているところが、単なる「酒さ」とは違う。
それで「酒さ様皮膚炎」と呼ばれている。
弱いランクのステロイド使用でも出るときは出るが、その一方で、
一定ランク以上のステロイドを塗った人が全員漏れなく発症する訳でもなく、
体質によるのか、ステロイド使用に至った原疾患によるのか、
原因については正確にわからないとのことだった。

私の場合も、出発点に本来の「酒さ」があったのか、
診断の通り「マスク肌荒れ」だったのか、今となってはわからないが、
現状の頬の赤み・湿疹・痒みなどは、
その治療の過程で使用したアルメタが原因となっていると考えられ、
治療方針としてはステロイド離脱により肌の回復をはかることになり、
このあとはアルメタ等の軟膏は使用中止し、
発疹については低量のミノマイシンを一定期間服用することに決まった。
刺激の少ない洗顔をして、乾くようならプロペト(ワセリン)を塗る、
というので良いそうだ。

この一週間、赤くなってきてもアルメタを塗らないでいるので、
リバウンドらしく、自分比で過去最高の赤みと発疹が出てきた。
両頬の頬骨の上あたりが時々痒くなるし、火照ることもある。
発疹のある箇所は、両頬と、唇の右下あたりに限局していて、
これまでアルメタを塗った箇所と完全に一致しているので、
酒さ様皮膚炎という診断は正しいと思う。
しかしとりあえず、特別激しい苦痛がある訳ではないのと、
自分の顔は自分で見えない&マスク着用で人様にも見えない
という事情により、日常気になることも、ほとんどない(汗)。
今の私の生活では、化粧もしないし。
酒さ様皮膚炎は、治療に数週間から数ヶ月を要するそうで、
気長にやらなければならないようだ。

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