転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



4年ぶりに開幕白星 緒方監督は初 鈴木復活打 田中決勝打
「広島6―3中日」(30日、マツダスタジアム)
(デイリースポーツ)
『球団史上初の3連覇を目指す広島が競り勝ち、4年ぶりに開幕白星を挙げた。』『初回、松山の右犠飛で先制。三回には昨季、右くるぶしを骨折した鈴木が復活を印象づける左中間突破の適時二塁打を放った。1点を追う六回にはエルドレッドのチーム1号の同点ソロと田中の左越え2点二塁打などで3点を奪い逆転した。』

またしても、この季節がやってきた(^_^;。
毎日毎晩、カープの勝った負けたが我が家の空気を変えるという(汗)。
そういえば去年の開幕戦は、朝から真冬のように冷たい雨が降りしきり、
「こりゃ、さすがに中止じゃろ」
と思っていたら、ケチな球団は強気で試合を決行してしまい、
冷え込む大雨の中、びしょ濡れになって投球をさせられたジョンソンが、
そのせいで体を壊してどれだけ大変だったか、…ったくアレさえ無きゃ…、
……などと、試合前、つい「思い出し怒り」をしたワタクシであった。

今夜は、温かく晴れて動きやすい、文句なしの開幕日和だったが、
序盤に先発のノムスケがいきなりの四球連発になったので、
「幸先悪い!」と主人は不機嫌になってテレビ観戦をやめてしまい、
私もストレスをためながら試合経過を見守るのは嫌で、
夕食後、ひとりで縮景園の夜桜を見に行くことにした。
20時30分までに入場しないといけないので、時間のある今夜しかないと思った。
「開幕戦じゃけ、縮景園のほうは空いとるんじゃないかね」
と出る前に私が言ったら、花見の趣味を持たない主人は
「カープ観る人間と夜桜を見る人間はカブっとらんけ、込んどるじゃろ」
と、居間のソファで寝そべりながら言った。

縮景園では今、3月23日から4月8日まで、夜桜特別開園が行われているのだが、
例年より桜の開花が早かったので、既に満開だった。
カープの地元での開幕戦だというのに(笑)、主人の予測の通り、
縮景園はかなりの人混みで、門の外まで入場を待つ行列ができていた。
並びながら周囲を見回し、立ち話を聞くともなしに聞いていると、
私のような地元の人間以外にも、
偶然、夜桜ライトアップを新聞の情報で知って来られた方や、
週末しか来られないからと、天気が良かった幸運を喜んでいらっしゃる方、
あるいは一目で旅行者とわかる、外国人観光客の一団、など、様々だった。

夜の縮景園は独特で、ライトアップされた満開の桜を
月を背景に眺めると、昼に来るのとは全く違った風情があった。
園内を散策しつつ、人垣の間から写真を撮ったりして、
春の宵ならではの趣を、ひととおり楽しませて貰った。
……その話と写真は、またのちほど(^_^;。

そして、私が帰宅したら、ちょうど試合が動いて同点になっており、
主人も抜け目なくテレビ観戦を再開していた。
このヒトはとにかくカープが勝つところだけが観たいのだ。
最近何年もカープは決まって開幕戦で負けていたが、
今夜は打線がうまく繋がり、後半で点を入れることができた。
それでも9回表まで来て、かなりドラマティックな中崎劇場が開幕してしまい、
またぞろ胃薬不可避かと思われたが、なんとかそこも抑えて、勝った。

カープの開幕戦勝利は4年ぶりで、
それが地元広島でとなると、2002年以来なんと16年ぶり、
ゆえにマツダスタジアムとしては、開場初の開幕白星となった。

良かった良かったorz


追記(4月1日):広島緒方監督「つながる攻撃」13年ぶり開幕3連勝(日刊スポーツ)
誠也が下半身の張りで本日欠場、新井もまだ復帰できておらず、
決して最善とはいえないチーム状況だが、とにかく3勝できた。
打線がよく機能しており、得点力に繋がっているところが素晴らしい。
見出しにある通り開幕3連勝は13年ぶり、
本拠地広島での開幕3連勝は30年ぶり、
マツダスタジアムでは勿論、開場10年目にして初めての出来事になった。
もっとも、その13年前の2005年は最終的に最下位になり(爆)、
30年前の1988年にしたところが3位でシーズンを終えているので、
別に、開幕3連勝したから素晴らしい年になるというわけではないのだった。
まあ単純に、気分が良い、ということで(^_^;。

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