転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今年度としては3月号が最後だ。
入門編、倉舘健一先生とクロエ・ヴィアートさんによる、
『〈つながる〉フランス語』は、ほど良くやり甲斐がある。
本当は、テキストを見なくてもわからなくてはならないレベルだが、
語彙には私にとっては新しいものもよくあるし、鼻歌交じりとは行かない。
直説法大過去・半過去、条件法・接続法、…等々、
未だに自由自在とは到底いえない時制を復習するのは良いことで、
今の私には、足りないところを補うのにちょうど良い内容なのだと思う。
ただ、聴く側にはタスクがほぼなく、一緒に音読する程度なので、
何もしなくても放送時間が過ぎてしまうところが、ちょっと物足りない気もする。

応用編、姫田麻利子先生とマリー=フランソワーズ・パンジエさんの
『日仏交流さんぽ~全国編』は、私にとっては、
和文仏訳が大変面白く、勉強になる。
姫田先生が、「ここは、~~という言い方ではどうですか?」
と、いかにも学習者が最初に思いつきそうな言い回しを出して
マダム・パンジエにコメントを求めて下さるのが嬉しい。
「そうそう、私もそれが使いたかったんだよ(^_^;」
と、痒いところに手が届くような解説を有り難く思っている。

私のフランス語は相変わらず大変不自由なままなのだが、
それでも現在、英語の次になんとかなる外国語、
というくらいには、なった。
もし、フランス語しか通じない場所で一人ぼっちになったら、
とりあえず知っている限りのフランス語を繋いで喋ってみるだろうし、
相手の話で聴き取れないところがあっても、
文字で書いてくれるように要求したりして、
ジェスチャーや表情の力を借りずとも、言葉のみによって、
なんとか自分の要求を伝えられるだろう、と思う。
これまでの人生、フランス語圏には全く行ったことがないし、
フランス語話者と喋った経験なんて片手で足りるほどの回数しかなく、
しかも、そのうち2回はフランス語検定の二次試験だったりするので、
私のフランス語経験のほぼ全部が、昔の「フランス語講座」及び、
現在の「まいにちフランス語」から得られたものである(^_^;。

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