転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



マンションに入居したのは、私の感覚の中では5年前?くらいで、
新居にいる♪というイメージが未だに変わっていないのだが、
よく考えてみたら、この春であれから12年になろうとしていた
それはそうだ。
当時、小学生だった娘が今や既に社会人。
確定申告の際の住宅借入金等特別控除の該当がなくなって2年。
私の気分が変わっていないだけで、時は確実に過ぎていたのだった。

そして、そのことは住まいの各所にも経年劣化となって現れていた。
まず、2016年11月下旬には防災警報器の断線事件があり
火事でもないのに火災報知器がたびたび鳴って、その都度、
昼と言わず夜と言わず警備会社の人に駆けつけて貰う騒動になった。
まさに「オオカミ少年」状態だったが、警備会社側としては、
「またあの家の誤作動か」と放置するわけに行かず、
結果論だが、無駄足の繰り返しになってしまった。
しまいに毎日どころか日に複数回鳴るほどになり、
メーカー修理部門の方のお世話になって
玄関のインターフォン付近に断線箇所が発見され、ようやく一件落着した。
それから、翌月の12月には給湯暖房熱源機のカマの故障があり、その結果、
風呂のお湯張りができない→乾燥機が働かない→床暖房が使えない、
の順で給湯器関連が駄目になった。
12,096円を支払って「大小のカマ」を取り替えることにより、
一応、この不具合については改善した。

しかし、その直後から、今度は台所でお湯を使っていると突然止まる、
という現象が起きるようになった。
お湯は出るのだが、出し続けていると前触れもなくひゅっと消えて、
水がちょろちょろ、という状態になってしまう。
リモコンのエラー表示には、
「高温になり過ぎたので止めた」という意味の数字が出ており、
電源を落として再起動しても、同じことの繰り返しだった。
とりあえず、まめにお湯を止めながら作業すればなんとかなるので、
節水になってええんちゃうかと、お茶を濁しているうちに夏になり、
夏場はお湯があまり要らず、使わないでおいたらなおってくれないかなと
勝手なことを願っていたが、季節は巡ってまた冬になり、
皿洗いをしているとやはり昨年同様にお湯が止まり………、
ガスの問題ではあるし、これは危険かと観念して、
今年の1月半ば、ついに広島ガスに電話をした。

いろいろ調べて貰ったが、どのみち経年劣化なのであった。
このテの設備は8年くらい経つと、いつ壊れても不思議ではないそうだ。
それで思い切って、給湯暖房熱源機そのものを新品と交換することにした。
物入りで、腹立たしかったが、このまま待っていたって、
事態は悪化することはあっても改善するわけがないのだから仕方なかった。
2月13日に作業に来て戴き、交換そのものは数時間で完了したが、
……包み隠さず書こう、この件は245,000円した(泣)。
これでも、キャンペーン価格とのことだった。
確かに、着火の際の異音もなくなり、お湯の温度も安定し、
途中で給湯が止まることもなくなり、安心して快適に使えるようになった。
最新型の給湯装置は、前のものより高性能で、
お風呂の温度維持やCO2排出量に関する対策も向上しているとのことだった。
私には正直なところ、未だにその実感は無いのだが(殴)。

ともあれ、ひどい災難だったがやれやれ済んだ、と思っていたら、
今度は、なんと、2月21日の夕方、洗面所の床が水浸しになった。
またかよ!一体なんなんだ、このモグラ叩き状態は!
最初は洗濯機を疑ったが、水はそれよりうんと右のほうから出ており、
洗面台の下の扉を開いてみたら、その中がもっと水浸しだった(--#)。
どこから漏れた水かと探ってみると、なんとシャワーホースカバーが満杯。
(写真のは半分くらいまで水を抜いた状態)

これは、シャワーホースを伝って下へ流れた水をためる場所で、
本来、そんなにしょっちゅう溜まる筈のものではないのだが、
この水浸しの一件以来、気をつけてみていると、
ほぼ毎日、シャワーホースカバーの水抜きをしないと溢れる、
という状態になっていることがわかった。
過去10年以上、こんなものの存在は気にしたことがなかったのに、
突然こうなったということは、シャワーホースが劣化したに違いなかった。

水抜きさえ怠らなければ、それ以上何が起こっているわけでもなかったが、
やはりこれでは、水道代の無駄だ(汗)。
ということでメーカーに電話をした、……のだが、
入居したころは「ナショナル」であったものが今は「パナソニック」。
パナソニックのサイトを見て、修理部門を調べて電話をかけてみたらば、
そこは冷蔵庫や洗濯機などの家電専門で、家の設備については、曰く、
「お手数ですが、パナソニックエコソリューションズテクノサービス株式会社
におかけ直し下さい。」
……無理。ちょっともう一回、言って(^_^;。

そんなこんなで、本日夕方、ようやく件の
パナソニックエコ(以下略)社から、修理の方に来て頂いた。
ここからは大変スムーズで、手際よくシャワーホースの交換に取りかかり、
10分くらいで作業はすぐ完了し、料金16,092円を支払って、終わった。
お湯をまめに止めて給湯器の機嫌を取る生活が一段落して以来の、
シャワーホースカバーを毎日水抜きして労る日々も、これにて決着した。
ああ、全くトシを取ると家も手の掛かること。

しかし、……実は、まだあるのだった。
この冬、低温が続いた先月初めあたりだったか、
洗面台の水を出そうとすると、キュゥゥゥゥ!
とこれまで聞いたことのない異音が、水の出始めに響くようになり、
同じことが、トイレのウォシュレットにも起こっているのだ。
二箇所が連動しているということは、これは配管の問題だろう(^_^;?
シャワーホースカバーを見て下さったパナソニックエコ略の方にも
一応お尋ねしてみたが、「それはうちではちょっと…」とのことだった。
それできょうは、水道屋さんにも電話をした。
とりあえず、音がおかしい以外は何も困っていないので、
点検には来週になってから来て頂くことになったが、
配管が本格的にどうかなっているのだとすれば、
個人でなくマンション共用部の問題になるかもしれない。
先に、管理会社に言うべきだったか(汗)。


追記(3月7日):水道屋さんに来て貰ったが、異常は発見されなかった。
しかも、よりによって当日の朝から、異音がやんでしまっていた。
トイレと洗面台を点検し、ウォシュレットやシャワーヘッドなど調べ、
水圧も見て下さったが、特に問題となる点はなく、
となるとそれ以上、大がかりな点検工事をするわけにも行かなかった。
業者さんは良い方で、「修理していませんので」と何も請求されなかった。
なんだか申し訳なかった(^_^;。
「また音がしたり変わったことがあれば、いつでもお電話下さい」と。
ありがとうございました。
きょうの交通費くらい払うと言ったのだが、そういう規定はないとのことで、
仕方が無いからペットボトルのお茶だけ持って帰って戴いた<(_ _)>。

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