転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



午前中、TOEIC Speaking & Writing Testsに行ってきた。
昨年は10月に、TOEIC SpeakingのIPを一度だけ職場で受けたのだが、
今回は全額自費で!公開テストを受験した。
新年の、今年の目標が「TOEIC S&Wを受ける」だったので、
めでたく、本日それが果たせた。
……スコアの目標は立てていなかったのだから、
行ってきただけでゴール到達だ(爆)。

広島市内には二箇所に会場があり、より近い方を希望したのだが、
その場所での午前の受験者は、全員で10名ほどだったと思う。
試験時間は午前と午後とに別れており、私の場合は、
9時半までに集合、10時試験開始、という予定になっていた。
到着した順に受け付けされ、時間になると証明写真の撮影があり、
その後ひとりずつ、パソコンが設置されている席に案内された。
そして着席してヘッドセットをつけ、画面に従って順次テストが開始された。
私の受付番号はヒトケタ台後半だったので、試験場に入ると既に、
先に始めている人達がいて、その音声は聴こうと思えば聴けた。
1万円払って英語を喋る&書くテストに志願するくらいだから、
ひととおりのことはやれる人達が中心、という印象だった。

試験問題や内容については書いてはいけないことになっているので、
全体を通しての感想になってしまうが、
私にとっては、もともと得意とは言えないSpeakingの中でも、
やはり留守電メッセージに入っている相談に答えるという設定の
Question 10「Propose a solution」が最大の難所だった。
私の現実の境遇なら受ける筈のない質問に対して、
務めたこともない仕事の担当者として返答せねばならず、
留守録の聞き直しは出来ないし、メモを取ることも許されていない中で、
辻褄のあった話をデッチ上げるのは、かなり辛いものがあった。
英語の正しさ以前に、喋れそうなネタを思いつくかどうかという……(汗)。
仮にこれが、「学校の先生から娘の問題について連絡があった」等なら、
放っておいても言いたいことが沸き起こって来るから、
もっと思うさま喋ってやれるのだが(爆)。

Writingは、前提として、手で書くのではなくパソコンを使用するので、
ワープロ入力のスキルが、速度・正確さともにある程度は必要だ。
私は家や会社の馴染んだパソコンなら不安はないが、よそに行くと、
キーボードの感触の違いやマウスの動き方のクセなどに、どうしても
多少、違和感を覚えるのが常で、今回も慣れるのにやや努力が要った。
それと、画面の文字表示が小さいのに参った。
あれはもしかしたら、どこかをいじれば、
もっと大きな表示サイズになおせるのだったかもしれないが、
限られた試験時間だし、要らないところを触ってヘンになったら困る、
というオバさんならではの不器用さで、私はそのままやった。
Writingは、私のように日本の学校で普通に勉強した人間でも、
別に焦りまくりという内容ではなく、時間も足りた。
初めての受験で、評価基準が体感としてわからないので、
あれで良かったかどうか不明だが、文字数等の基準は守れている筈だ。
以上、Speaking・Writingの順で受けて、終了は11時半頃だったかと思う。

実は、こうして3月にTOEICのL&RとS&Wを立て続けに受けたのは、
IIBC AWARD OF EXCELLENCEの表彰対象になれるかもしれない、
と考えたからだった。
同一年度内(4~3月)に、TOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方を受験して、
4技能全てにおいて一定基準を満たすスコアを取得していれば、
公式認定証とは別に、IIBC AWARD OF EXCELLENCEという表彰状が
授与されることになっていて、今月分までが2017年度の試験だったのだ。
公式サイトによると、表彰の基準は、
L&R800点以上(L375点以上、R425点以上)、
S160点以上、W170点以上で、2016年度の対象者は256名だったそうだ。
貰ったからってすぐ何になるわけでもないのだが(爆)、
まあ、単に名誉というか、励みになるというか。
全体としてひどく高い基準だとは感じないが、
L&R・S&Wそれぞれ同時に基準以上のスコアを取るのは結構大変だし、
とりわけR425は、そう誰でもは到達できない点数だという気がする。
リーディングのスコアを伸ばすのはリスニングより時間がかかるので、
TOEIC L&Rで800超えの人達であっても、L400点台+R300点台、
という組み合わせのほうが多い筈だと私は経験的に思っている。

ともあれ、終わった終わった。
忙しかったが、受験に行くことができたのでまずは良しとしよう。
結果に不満でキレたら、また次のを受けに行くことにして(汗)。
みじめさを味わった者のほうが語学は伸びると、
千田潤一先生も仰っていることだしな。


<付:4月4日Web結果発表 4月10日 Official Score Certificate着>
S190(Level=8) W180(Level=8)
Pronunciation Level : MEDIUM
Intonation and Stress Level : HIGH

夕方メールチェックしたら、
『テスト結果の表示を開始いたしました』という通知が来ており、
TOEIC S&Wは、20日足らずでWeb結果発表があるものだと初めて知った。
それでログインしてみたら、他人の結果が私のものとして誤表示されたか?
と思ったほど、不可思議な評価が出ていた(爆)。

まず、Speakingが190(満点200)で、8という最高レベルを貰っているのだが、
私はそんなに喋れたとは毛頭、思っていなかった。
昨年、TOEIC SpeakingのIPを会社で受けたときスコア170だったが、
あのときのほうが自分としては断然、まとまった内容で文法的にも正しく、
きちんと話せた筈だったと思うのに、グダグダの今回のほうが190とは、
どうしたことだろうか。
一方、Writingは180で、こちらはSpeakingとは異なり、
自覚としては水も漏らさぬ正確さで書いたつもりだったので、
何か方向性を誤っていたのだろうかと、道に迷った気分だ。
少なくとも、Speakingより下の評価になるとは、全く予想していなかった。

公開テストとしては今回が初めての受験だったので、
対策面で、私はまだまだ把握しきれていないところが多かった、
ということだろうと思う。
いろいろと謎の多い、TOEIC S&Wの結果だった(^_^;。
また受けてみようとは思うが、受験料が1万円と結構高額なので、
そうそう毎月のように受けに行く訳にも行かない。
まあ、いつかそのうち……、ということで。

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