転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昼過ぎから、娘の振袖姿の撮影に行って来た。
これの予約が入っていたために、娘は数日前に帰省してきたばかりだった。
昨年夏に、振袖・小物セットレンタルの誓約をした某店で、
予定通りヘアメイクと着付けをして貰い、併設の写真館で撮影をした。
娘は成人式には出なかったが、これで二十歳の記念ができた。

記念写真としては、スタジオ撮影の立ち姿と座り姿とを見開きにして貰い、
それとは別アングルの立ち姿と、写真館の玄関で撮影した笑顔の上半身ショットを、
私の実家両親に贈るために、小さめの写真で台紙に貼って貰うことにした。
小さい頃から、娘の髪はほとんどいつでもショートだったのだが、
昨年夏にこの件が決まってからは、あまりレイヤーを入れずに、
全体としてもやや長めに維持してきたので、きょうは髪型もなんとか和風になった。
「全部、自分のケだったわ。付け毛じゃなく(笑)」
と娘があとで言っていた。

僅かに悔いが残ったことと言えば、着付けについてだ。
まず本人が美粧室に入り、家族は階下のロビーで待機することになっていたのだが、
着付けができあがって降りてきた娘を一目見たときに、
私は半襟が目立ち過ぎることが全く気に入らず、
係の人から「お着付けはこれでよろしいでしょうか」と訊かれたので、
誠に申し訳ないとは思ったが、頼んで直して貰った。
着終わってから半襟をいじるなど、実に得手勝手なことを要求してしまった(汗)。

私はもともと、特にフォーマルな振袖や訪問着の場合には、半襟は無地の白、
それもごく細く見えるだけにして、衿肩周りでもできるだけ目立たないように、
……という着方が断然、好みなのだ。
飽くまでも私にとっては、「色柄ものの半襟たっぷり見せ」という着方は、
お洒落ではあっても正装とは感じられない。
しかし、きょうは私本人が着るのではないのだし、少々のことは目をつぶろう、
と最初は思っていたので、到着時には着付けに関する注文は何もしていなかった。
すると、刺繍襟だったせいか、かなり広く半襟を出した着付けにされていて、
(私にとって)さすがに耐え難かったので、結局言った(汗)。ごめんなさい。

しかしともあれ、全体としては大変満足だったし、有り難く思っている。
遅ればせながら、晴れて成人の祝いができた、という気分だ。
ドレスアップの楽しみがあるという点では、娘というのはやはり良いものだな、
とも思った。
正午過ぎから入って、ヘアメイク・着付け、撮影、写真選び、……と、
夕方4時過ぎまでかかっての大仕事で、親子ともどもかなり達成感があった(笑)。
みーちゃんも、お疲れさん(^^)。

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