転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



mixiのポゴレリチ・コミュニティで某氏から教えて頂いたのだが、
facebook(要・登録、無料)のThe Cult of Ivo Pogorelich Fan Club
ポゴレリチの少年時代の映像がUPされている。
『70年代モスクワ』とあるので、70年代半ば頃の撮影かと思うが、詳細不明だ。
短いインタビューと、リスト=シューマン『献呈』、シューマン『飛翔』
の2曲の演奏が収録されている。

インタビューはセルボ・クロアチア語だと思うのだが、
だ~れ~か~、英語、いやこの際ロシア語でもいい、字幕翻訳つけて下さい~~。
そしたらシヌ気で解読しますから~~~(泣)

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それにしても、世界中のポゴレリチ・ファンが集うと、
さすがにコレクションの質も量も、大変なことになって来た。
画像だけでも、これで少年時代から初老時代(爆)まで揃うことになり、
利発そうなイーヴォ少年、イカれたあんちゃんだった新進ピアニストのポゴ、
肥満して大家然とした90年代のポゴレリチ、
それに最近の、いっぺんブっ飛んでから帰ってきたマエストロ・ポゴ、
こーなって、あーなって、ここに来たのか、と思うと、
……何か、どうぶつ図鑑で「○○の一生」を見ているかのような感慨が(逃)。

いや、真面目に感動しているのだ私は。
会ったこともない世界中の人間によって、これほどの画像が集められ、
はからずも少年時代から今日までの歩みを俯瞰できるような
膨大なコレクションを編まれるなどとは、どれほど偉大なことだろうか。
それも、どこか権威のあるところが組織的にやったことではなくて、
まさに個人個人の持ち寄りだ。
皆にそのようなことをさせたのは、ひとえに彼の芸術ゆえだ。
あれほど演奏会の回数が少ないピアニストであるにも関わらず。


追記(9月2日21時04分):facebookに投稿のあったことを示すメールが来たので
先ほど見に行ったら、更に、イーヴォ少年の弾くショパンのワルツがUPされていた。
マズルカやポロネーズなら驚かないが、ワルツを弾くポゴレリチ、
というのが、それだけで新鮮過ぎて目眩がしそうだった(笑)。

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