転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



気づいたこと

・この中学の校歌を初めて聴いたのだが、音が高いのでビックリした。
高いほうのファまで出さなくてはならないのだった。
女子校だから、男子の変声期の状況などは配慮しなくて良いわけだが、
それにしても、あの校歌、在学生たちはツラくないのだろうか。
私は声が低いので、全体をオクターブさげてちょうどだった(^^ゞ。

・受験生から先生方への質問のとき、
「中学に入ったら、テストの回数は多いのですか」
というのがあって、社会の先生が、
「そんなに多くありません。5回くらい、いや7回かな」
等々と仰っていた。娘があとで私に、
「あれって一ヶ月に7回ってこと?」
と真顔で訊いた。年間70回強か。
定期考査がそんなにあったら、生徒より先生のほうが死ぬと思う。

・アンケートを書いて下さいというコーナーがあって、
参加者の小学生らが、きょうの行事についての感想を、
各自記入していたのだが、観察していてビックリしたのは、
まともな鉛筆の持ち方をしている子がいない、ということだった。
偶然かもしれないが、私が近くのテーブルで目撃した5~6人は、
見事にひとりたりとも、標準と言える持ち方が出来ていなかった。
ちなみに、私がやかましいので、娘の鉛筆の持ち方は悪くないが、
字の汚さでは今の小学校でも校内一二を争う勢いだから、
彼女がアンケートに書いた字は読めたものではなかった。
こんな字では、中学校の先生がたの心証が良いわけがないのだった。
穴があったら出て行きたい、と思った。

Trackback ( 0 )




きょうの午前中は、市内の某・私立A女子中学で、
6年生女子対象の学校案内イベントがあったので、出かけた。
ここは例年、市内の受験生のほとんどが受験する学校なので、
きょうも、今年度二度目の案内行事開催にも関わらず大盛況だった。

実は今朝、私はかなり勘違いしていて、
これは児童だけが参加するのだ、と勝手に思いこんでいた。
それプラス、この学校は、今の自宅から本当に近いので、
私は、娘を送り届けたら自分はすぐ帰宅するつもりで、
家を出るときには、このうえなく気楽な気分だった。
そのへんのコンビニに行くのと全く同じ心構えだったのだ。
そして、気楽だったのは気分だけではなく、勿論、服装もだった。
ハッキリ言おう、『さっき寝床から出てきた』的なナリだった。

それが。
学校の正門についてみたら、いらしているどちらのお母様も、
大変にお綺麗で、ワンピースやアンサンブルなどお召しで、
手にはハンドバッグ、足下はパンプス、優雅に日傘もご持参だった。
いや、別に皆々様が華美だったなどと言いたいのではなくて、
娘が受験するかもしれない女子中学の説明会に行くのに、
身だしなみを整えているほうが当然なのであって、
つまり、私ひとりが非常識なのだった。

見ていると、お嬢様がたと連れだって、どなたも、
どんどんと礼拝堂のあるホールのほうに入って行かれるところだった。
ああ、しまった。きょうは最初から最後まで、保護者同伴行事だったのだ。

私「ヤバいよ~、すぐ帰るつもりだったからな~~」
娘「やだ!居て!」

娘の言うのがもっともで、どこをどう見回しても、
子供ひとりだけでぽつんと参加している人など居なかった。
大抵はお母様とおぼしき大人の女性が一緒だったし、
中にはお父様や下のお子さんまで、一家総出状態のご家族もあった。
娘ひとりを送り込んで私はサヨウナラ、というのでは可哀相すぎた。

走って帰って着替えて顔塗って出直す、というのも考えたが、
開始時間ピタリに来たのがアダになり、もうその余裕がなかった。
自分が着飾るために出入りして進行を邪魔する我が儘母よりは、
時間厳守で大人しく座っている部屋着女のほうが、
まだしもマシなのではないだろうか(大汗)。

 ええい、ままよ。出席してしまえ。
 自分が思うほど、他人は私の服など見ていないだろう
 (ほ、ほんとか(^_^;))。

……という、しょっぱなから大きな当惑はあったけれども、
学校案内そのものは、結果としてとても面白かった。
礼拝から始まり、学校生活がわかるように模擬授業やクラブ紹介があり、
それぞれに楽しく、生き生きと、工夫が凝らされていて、
全く飽きさせることがなかった。私も見ておいて良かったと思った(^^ゞ。
講堂での説明行事のあとは、学校内を歩いて見学する時間もあり、
娘は、小学校と全然違う、広い教室や立派な図書館、屋内プールなど
見れば見るほど感激したようで、「凄い、キレイだ」と連発していた。

先生方を交えての質疑応答のとき、最後に、生活指導面について、
『先日、外で、この学校の生徒でお化粧をしている子を見かけたのだが、
そういうときはどのように指導されているのか』
という主旨の質問が保護者から出ていた。
この学校の生徒(の一部)でさえも、ちゃんと化粧しているのに、
きょうの私はノーメークで来てしまったよ(爆)、
とまたも恥じ入ったことだった。

Trackback ( 0 )