転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



この週末から三連休だが、その最後の18日に、
舅の一周忌法要を行うことにしているので、今は何かと準備で忙しい。
あれから、もう、一年経ってしまったのか、
と考えると、とても信じられない気持ちだが、
信じられなかったという理由で一周忌をしないわけにはいかないので、
四十九日法要と同様に、お寺さんにお願いをして、
親戚にも案内を出し、既に、手配はあらかた整った。

と思っていたら、今朝、出がけに主人が言った。
「料理屋には、もう言うた?」

そーーーだった、まだ折り詰めの手配をしていなかったよ!!

主人は、「この前と同じの、ね」と言い置いて出勤したが、
さてそう思って探したら、四十九日のときの領収書など、
もう、どっかに行ってしまって、
はてさて、なんという料理屋に頼んだのだったか、
なんの資料も残っていないし、私自身、思い出せなくなっていた。

似たような法要料理ならどこでも良さそうなものだが、
グルメの主人が前回のをやたら気に入っていたので、
別の仕出し屋さんにしようものなら、値段や見た目ではバレなくても、
食べた途端に「違う!」と叱られそうだった(^_^;)。

タウンページで「仕出し」を引いてみたが、
料理屋の名を見ても、やはり思い出せなかった。
それでネットを開いて、「広島、弁当、仕出し」でググってみた。
山ほどヒットした。困ったものだ。

と、そのとき、私は、奇跡的に、その料理の名称を思い出した!
店の名ではない、弁当のタイトルというか通称というか、
そっちが不意に記憶の底から蘇ってきたのだ。

ほら、よくあるじゃないですか、慶事なら「松」「竹」とか
法要なら「白菊」「あじさい」とか、
お弁当につけられた、それらしい名前が。
私は味も中身も全く記憶していなかったが、弁当名を覚えていたのです。

私は昔から、「覚えんでもええことばっかり覚えとる」と
我が母によくぶつぶつ言われていたのだが、こんなところで役に立つとは。
ほんとに、仕出し屋の名前を忘れて弁当名だけ覚えていても、
ネットが無かったらなんの役にも立たないところだったが(^^ゞ。

広島市内の仕出し屋さんのページにいくつかアタリをつけて、
私の記憶にある弁当氏名(違)を探したら、
ああ、ありましたともありましたとも♪

そうそう、確かにこの業者さんだった。
この弁当屋さん、四十九日のときには頼んだ人数を間違えて、
こっちがニコニコ現金払いをしてあげたにもかかわらず、
一個足りなかったのを会食が終わるころにやっと持って来たりして
(それを超特急で食って見事な追い上げを展開したのは私だが)、
短気な主人がその一切を知っていながら許したところを見ると、
要は、主人的にはよほど美味かったんである(^_^;)。

よかった、これで主人が落胆のあまりちゃぶ台返しをする危険もなく、
つつがなく、じーちゃんの法要が営める。


あ、まだ介護タクシーを頼んでなかった(--#)。

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