膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

無花果で2品

2018-08-29 18:01:27 | お気に入り食材

今日は、「ええ古都なら」のお料理の試作撮影。

来月は無花果を使います。毎年同じ食材のような気がしますが、なんといっても旬、なので。

最近は無花果畑の横を通ると、甘い無花果の香りが風に乗って香ります。食べるより、香りの方が好きだなぁ・・・

というわけで、古都ならように2品作りましたが、一つは選外になりました。可愛そうなのでこちらに載せますね。優しい風味で私は好きなんですが、もう一品の方がもっと好きなので。こんなお料理になりました

         

無花果のスクランブルエッグ。とろとろで美味しい!
レシピ
無花果2個、全卵3個、牛乳 大匙3、クリームチーズ ポーション1個(15g程度)、塩 小匙1/4, オリーブオイル小匙2と仕上げ用小匙1、バジルとブラックペッパー

作り方はいたって簡単で、イチジクの皮を剥き、1個を8個にころころと切ります。全卵3個はボウルに割りほぐし、塩と牛乳を入れよく撹拌。フライパンにオリーブオイル小匙2を馴染ませて無花果をさっと焼き、一つまみの塩をふる。イチジクの角が少し崩れたら、ボウルの卵を全部入れ、1㎝角程度に切ったチーズも加え火を通します。とろりとなったら、火を止めて、お皿に移し、オリーブオイルをかけ、ブラックペッパーを挽き、バジルをあしらい、出来上がり。

とろとろでついつい食べてしまいます。是非お試しください。

残った無花果でジャム

        

今日は仕上げにアールグレイの香りをほんのり。手前の少ない方には鷹の爪が入ってます。少しピリッとして、チーズに合いそう~~
鷹の爪が意外と合うのでびっくりで嬉しい!新しい発見だ!

無事出来たので、これからカロリー計算とレシピ興します~。

朝から腰痛、ひねったみたいで痛い。。腰痛って患ったことがないので、堪えます。。皆様もお気をつけて!


お教室夏のお食事会 ナラヤマソウ 吉野

2018-08-29 16:59:37 | 食道楽ランキング

先週、ちょうど台風がこちらに向かってる時に、恒例のお教室のお食事会でした。今回は都会ではなく、田舎。
吉野です。
前日からお天気予報を見ながら、思案しました。あまりの暴風雨だと、道路も危険だし、電車も止まってしまいます。
当日ご参加の中で一番の古株さんお二人にお伺いすると、なんとびっくり、青いシンフォニー(近鉄特急)の特急券をすでにご購入されてて、「行きは大丈夫なんじゃないですか~~」っと行く気満々。お二人がそのようにおっしゃるので、まぁ、とりあえず行くことに。

当日朝、なんとまだ晴れています。よかった~、風はちょっとふいてますが。どうやら夜から悪くなるみたいなので、皆さんで行くことに。
やはり、南の方になると、雨は時々ふりますが、たいしたことなくほっとしました。

お約束の時間に無事到着

こんな室礼です。

    

こちらのお店はコンフィチュール作家の東史さんのご実家。お店として使えるように改装されました。
そして、腕をふるわれるのは、奈良東向き通りにあるトラットリアピアノのオーナーシェフの稲次シェフ。
こちらのナラヤマソウでは月2回稲次シェフのコース料理がいただけます。この日はお教室のお食事会に合わせて特別に開いてくださいました。ありがたいことです。なおさら伺わないとね。。

さて、このテーブル、なんと樹齢500年の吉野杉だそうです。ほんとに立派。お食事の台も400年の吉野杉。さすがですね。
やはり、吉野まできたらこんな室礼でお食事したいですね。

まず、史さんのコンフィチュールつゆあかねの炭酸割で乾杯

    

酸味がありすっきりと美味しい。

メニュー

    

こちらのお料理はコンフィチュールも色々使ってメニューを作ってらっしゃいます。

1皿目

     

こちらの畑で取れた玉ねぎのジェラート、上に色々なお野菜。柚子レモンコンフィチュールも。ジェラートが甘く、びっくり。お野菜の食感が色々楽しめ、カラフルで目にも美しい。

2皿目

     

ワインが欲しくなる~~というお声も。とても楽しいプレートです。
手前は椎茸にサルシッチャ風味の詰め物をしてフリットにみかんのディップが敷いてあります。このディップは美味しくてちょっと変わってるのでお土産に購入。左は大和ポークのテリーヌ奈良漬ピュレがのっていてアクセントに。上は無花果生ハム、右、水なすのジェノベーゼ。
宇陀味鶏のレバーペーストのカナッペ。どれも美味しくお気に入りプレートです。

3皿目

     

アマゴのコンフィ。全て食べられます。ズッキーニのペーストとクスクスの柚餅子和え。うるかも。クスクスの柚餅子和えがとっても新鮮な組み合わせに感じました。うるか、アクセントで美味

4皿目

     

大和牛と吉野のしめじのボロネーゼビアンコ。白いミートソースです。タリアテッレの麺がしっかりしてます。アニスの香りも素敵でした。

5皿目

      

倭鴨のロティ ブルーベリーのソース 宇陀金ごぼうのスフォルマ―ト ヤングコーンが皮ごと焼かれて添えられてます。ひげも食べられました。スフォルマートはスフレ状でシナモンやクローブの香りも。

デザート

      

酢橘のゼリーにクッキー 道安ほうずき。さっぱりと美味しいゼリーでした。このあと、お紅茶もいただき、ゆっくりとさせていただきました。お決まりの記念撮影も。皆さん楽しそうにコンフィチュールもご覧になって、お天気もそれほど悪くなく、無事皆さん帰宅することが出来ました。

帰り道、こんな素晴らしい虹が。もっときれいにお写真撮れればよかったんですが。。

      

稲次シェフ、史さん色々お世話になりましてありがとうございました。

そしてご参加の皆さん、楽しい日帰り旅になったようで、ホントによかったです。ご参加、ありがとうございました。