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統一部当局者は3日「南北の板門店連絡官間で通話が午後3時30分になされた。

2018-01-04 | 文在寅大統領情報
板門店連絡網、23カ月ぶりに復元…南北対話のドアが開かれた
登録:2018-01-03 21:09 修正:2018-01-04 07:06



北、会談提案から一日で肯定的回答 
「統一戦線部・祖平統・国家体育委に 
金正恩委員長が実務担当を指示」

                
3日午後3時34分、京畿道坡州市の板門店共同警備区域(JSA)連絡事務所で「南北直通電話」を通じ韓国側の連絡官が北朝鮮側と通話している。統一部は「午後3時30分に北側が電話をかけてきて、電話とFAXが正常に稼動することを確認した」と明らかにした=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 北側が南側の対話提案を翌日に「応じる」意向を明らかにした。板門店(パンムンジョム)連絡チャンネルは1年11カ月ぶりに復元された。南北対話が急流に乗ると展望される。

 統一部当局者は3日「南北の板門店連絡官間で通話が午後3時30分になされた。電話は北側からかけてきて、20分間にわたり通信線の点検など相互接触が進行された」と明らかにした。この接触では、通信線の異常有無に対する技術的点検が主になされ、南北会談などと関連した議論はなされなかったと伝えられた。

 南北が板門店連絡チャンネルを再稼働したのは、北朝鮮が2016年2月に開城(ケソン)工業団地の閉鎖に対する反発で断ち切った以後、1年11カ月ぶりだ。大統領府のユン・ヨンチャン国民疎通首席は、板門店連絡チャンネルの復元に関して「連絡網復元の意味が大きい。常時対話が可能な構造になると評価される」と歓迎した。金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が1日の新年辞で、南北会談に臨むことができるという意向を明らかにした後、2日のチョ・ミョンギュン統一部長官の高位級南北会談提案と、3日の南北板門店連絡チャンネル復元が続いて、南北対話局面に弾みがつく姿だ。

 これに先立って北朝鮮は、この日午後1時20分頃に板門店連絡チャンネルの復元を予告した。韓国の統一部長官格であるリ・ソングォン北朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)委員長は、朝鮮中央テレビを通じて「(金正恩委員長が)平昌オリンピック競技大会代表団派遣問題を含め、会談開催と関連した問題を南側と相応の時に連係するよう、3日15時(ソウル時間で午後3時30分)から南北間の板門店連絡通路を開通することに対する指示を与えた」と明らかにした。リ委員長はまた「私たちは最高指導部の意を敬い、真剣な立場と誠実な姿勢で南朝鮮側と緊密な連係を取るだろうし、私たちの代表団派遣と関連した実務的問題を議論していくだろう」とし「改めて平昌オリンピック競技大会が成功的に開催されることを心より望む」と話した。リ委員長はまた、金委員長が南北対話の実務を労働党統一戦線部と祖平統、国家体育委員会が担当するよう指示したと明らかにした。

 一方、韓国のカン・ギョンファ外交部長官はこの日午前、レックス・ティラーソン米国務長官と通話して、南北会談提案の背景を説明し平昌冬季オリンピックを契機に南北関係の改善と北朝鮮核問題の平和的解決を推進していこうとする政府の基本立場を強調した。ティラーソン長官は「韓米両国間の緊密な協調の下に、北朝鮮を意味ある非核化の道に引き出すための外交的努力を持続していこう」と話したと外交部は伝えた。
パク・ビョンス先任記者、ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

北朝鮮の非核化問題を取り上げるかどうかを問われると「さまざまな互いの関心事を協議することになる。

2018-01-03 | 文在寅大統領情報
韓国政府が北朝鮮に高官級会談提案 9日に板門店で

2018/01/02 15:09


【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官は2日に記者会見を開き、南北軍事境界線がある板門店で9日に高官級の当局者会談を開催することを北朝鮮に提案した。「会談で平昌冬季五輪への北の参加問題を協議するとともに、南北関係の改善に向けた互いの関心事を虚心坦懐(たんかい)に話し合えることを期待する」と述べ、議題を五輪参加問題に限定しない考えを示した。

               
                       会見する趙明均長官=2日、ソウル(聯合ニュース)

 趙氏は、板門店の南北連絡ルートを速やかに正常化して議題や出席する代表団などについて協議したいと述べ、北朝鮮の前向きな反応に期待を示した。

 北朝鮮の非核化問題を取り上げるかどうかを問われると「さまざまな互いの関心事を協議することになる。われわれが北に提起すべき事項は北に伝えられるよう努力する」と答えた。また、南北対話を巡り米国と事前に協議したかどうかについては「緊密に協議をしてきている」とした。

 会談が実現すれば、2015年12月の南北次官級会談以来およそ2年ぶり、文在寅(ムン・ジェイン)政権では初の南北当局者会談となる。

 文大統領はこの日の閣議で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日の「新年の辞」で来月の平昌五輪への代表団派遣や南北当局間対話の開催を検討するとしたことに歓迎の意を示し、南北対話の早期再開と北朝鮮の五輪参加に向けた準備を統一部などに指示した。

tnak51@yna.co.kr

冬季五輪(2月9~25日)について「代表団の派遣を含めて必要な措置を取る用意があり、このためには南北当局が早急に会うこともあり得る」と明らかにした。

2018-01-02 | 文在寅大統領情報
金正恩委員長
「平昌に代表団派遣する用意ある…南北早急に会う可能性も」

登録:2018-01-02 05:58 修正:2018-01-02 07:57



新年の辞で「五輪の成功的な開催を祈る」関係改善のシグナル 
米国に核武力の完成を強調「核のボタンが私の机の上にある」

                              
北朝鮮の金正恩労働党委員長が1日午前、平壌中央委員会庁舎で新年の辞を発表している=平壌/朝鮮中央通信 聯合ニュース

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が1日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪(2月9~25日)について「代表団の派遣を含めて必要な措置を取る用意があり、このためには南北当局が早急に会うこともあり得る」と明らかにした。金委員長は同日午前、「朝鮮中央テレビ」を通じて発表した肉声の新年の辞で「南朝鮮でまもなく開かれる冬季五輪大会は民族の存在感をアピールする良いきっかけになるはずであり、大会が成功裏に開催されることを心より願う」としながらこのように述べた。平昌五輪を契機に南北関係を改善し、北朝鮮核問題の突破口を模索しようという文在寅(ムン・ジェイン)大統領の構想に弾みがつくかに注目が集まっている。

 金委員長は「造成された情勢は、今こそ北と南が過去に縛られず、北南関係を改善し、自主統一の突破口を開くための決定的な対策を打ち立てていくことを求めている」として、途絶えていた南北関係を全面的に復元する意向を示唆した。彼は「本当に民族的和解と団結を望むなら、我々は南朝鮮の政権与党はもちろん、野党や各界各層の団体、個別人物を含め、誰にでも対話や接触、往来の道を開いている」とした。

 そして、金委員長は「何より南北間の尖鋭な軍事的緊張状態を緩和し、朝鮮半島の平和的な環境から用意しなければならない」とし、「南朝鮮当局は外勢とのいかなる核戦争演習をやめると共に、米国の核装備や侵略武力を引き入れる一切の行為をやめなければならない」と述べた。

 さらに、金委員長は「南北関係はあくまでもわが民族内部の問題であり、北と南が主体となって解決すべき問題」だとしたうえで、「南北の間で提起されるすべての問題は、わが民族同士で原則に則って解決すべきという確固たる立場と観点を持たなければならない」と強調した。

 大統領府のパク・スヒョン報道官は「金委員長が新年の辞で南北関係改善の必要性を提起し、平昌五輪への代表団派遣の意向を明らかにすると共に、これに向けた南北当局間の接触を提案したことを歓迎する」としたうえで、「平和五輪を成功的に開催すれば、朝鮮半島や北東アジア、世界の平和と和合に貢献できるだろう」と述べた。

 金委員長は、米国に対しては「対話」を言及せず、強硬な態度を再確認した。金委員長は「国家核武力の完成」を昨年の最大の成果に挙げ、「米国本土全域が我々の核攻撃射程圏内にあり、核のボタンが私の机の上にいつも置かれているというのは、脅しではなく、現実であることを自覚すべきである」と明らかにした。また、「米国は決して私とわが国を相手に戦争を起こせないだろう」と述べた。
チョン・イナン、ソン・ヨンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)