平昌派遣に向けた実務対策、
板門店連絡通路開通/祖平統委員長、公式立場発表
朝鮮中央通信によると、金正恩委員長の委任により祖国平和統一委員会委員長が、平昌五輪への代表団派遣と関連した青瓦台の公式立場と文在寅大統領の発言に対する朝鮮の立場を3日、次のように発表した。
金正恩委員長は、2018年の新年の辞で明らかにした平昌五輪への参加と北南関係改善の問題に対する自身の立場に接した青瓦台が公式的に支持、歓迎を表明し、1月2日には初の国務会議で文在寅大統領が直接、積極的な支持意思を表し当該部門に実務的な対策を講じるよう指示したという報告を受け、これについて肯定的に高く評価しながら歓迎の意を表明した。
そして、新年の辞で提案した平昌五輪への代表団派遣とそのための北南当局間の会談が現状況での北南関係の改善において意味があり、好ましい第一歩となるだけに、朝鮮労働党中央委員会統一戦線部、朝鮮政府の祖国平和統一委員会、国家体育指導委員会をはじめとする関連機関が南朝鮮当局と真しな立場と誠実な態度で実務的な対策を早急に講じるよう具体的に指示した。
あわせて、平昌五輪への代表団派遣問題を含めた会談の開催に関する問題について南側と適時に連携し、3日15時から北南間の板門店連絡ルートを開通するよう指示した。
特に、日程に上っている北南関係の改善問題が今後、全民族の期待と念願に即して解決されるかは全的に、北南当局がこの問題を、いかに責任をもって取り扱っていくかにかかっていると強調した。
われわれは、最高指導部の意を受けて真しな立場と誠実な態度で南朝鮮側と緊密に連携し、わが代表団の派遣に関する実務的な問題を論議していくであろう。
われわれは、あらためて平昌五輪が成功裏に開催されることを心から願う。
(朝鮮新報)