石破暴言への抗議と秘密保護法案の慎重審議を
野党7党が一致
日本共産党、民主党、維新、みんなの党、生活、社民党、新党改革の野党7党による書記局長・幹事長会談が2日、国会内で開かれ、自民党の石破茂幹 事長が自身のブログで国会周辺の秘密保護法案反対の運動を「テロ行為」呼ばわりした暴言に強く抗議し、参院で同法案の徹底審議を要求することで一致し、同 日、与党に文書で申し入れました。
7党会談の席上、日本共産党の市田忠義書記局長は、石破氏がその後「テロ行為」の発言部分について“おわび”“撤回”しながら、国会前での国民の 行動は「本来あるべき民主主義の手法とは異なる」と述べていることを示し、「まったくわびていない、許されない暴言だ」と批判。全野党が暴言抗議と秘密保 護法案慎重審議で一致したことは「大変重い意味を持っている」と述べました。
また市田氏は、今回一致した7党による共同の党首会見や院内集会、街頭行動など「形になる行動」の実施を提起。今後、国対委員長間で調整することが確認されました。