京都府知事選 「安倍暴走ノー」の声 尾崎さんへ
山下書記局長訴え 府民生活第一に
日本共産党の山下芳生書記局長は29日、京都府知事選(4月6日投票)で府政転換をめざす「世直し府民ネット」の行動する医師、尾崎望候補 (59)応援のため京都入りし、京田辺市、京都市伏見区、同南区の3カ所で訴えました。同知事選は尾崎候補と、自民党丸抱えの現職、山田啓二候補(60) との一騎打ちです。
関浩・京都府保険医協会前理事長ら「府民ネット」代表、日本共産党の穀田恵二国対委員長、井上哲士参院国対委員長、倉林明子参院議員も尾崎候補応援にかけつけました。
「京都から世直し」の横断幕、のぼりや、「商売つぶす消費税増税ダメ!」などのプラスターが並びます。沿道を埋めた聴衆からわき起こる「おざき」 コールのなか、尾崎候補は、消費税増税などの悪政に断固反対する姿勢を表明。落ち込んだ京都の経済を再生させるため、中小企業振興基本条例の制定、お金も 仕事も地域で回す「ぐるぐるプラン」などの政策を力強く訴えました。
「待ってました」の声のなかマイクを握った山下書記局長は「安倍政権の暴走がひどすぎる」として(1)国民の暮らしを壊す暴走(2)憲法を壊し日 本を「戦争する国」につくりかえる暴走(3)アジアと世界との友好を壊す暴走―の三つの角度から批判。「安倍さんの暴走はこわいと思っているみなさんは、 こぞって尾崎さんへ」と訴えました。
山下氏は、事業所の廃業率や給与の激減など「最悪5点セット」といわれる京都の現状を告発。これ以上、自民党型の府政を押しつけたら「最悪10点 セット」「20点セット」になってしまうとして、「何よりも府民生活第一」と訴える尾崎候補への党派を超えた支持をよびかけました。