対韓国サイバー攻撃を否定=「でっち上げ、故意の挑発」―北朝鮮軍
【ソウル時事】
北朝鮮軍総参謀部スポークスマンは12日、韓国の主要放送局や銀行などのコンピューターシステムが3月20日にハッキングにより一斉にダ ウンした事件について、
北朝鮮の犯行と推定する韓国政府の判断は「でっち上げだ」と主張、関与を否定した。朝鮮中央通信が伝えた。
スポークスマンは、2010年3月の哨戒艦沈没事件の再現だと指摘し「米国の核戦争騒ぎに乗じて朝鮮半島の情勢を限界線に追い込もうとする故意の挑発で あり、
もう一つの反共和国対決狂乱だ」と反発。「でっち上げた者は第2の李明博逆徒の烙印(らくいん)を押す」と強調した。
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北朝鮮に挑発中止要求 国連総長・米大統領が会談
【ワシントン=山崎伸治】 しんぶん赤旗
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は11日午後、ワシントンのホワイトハウスでオバマ米大統領と会談しました。終了後の共同会見で両氏は、朝鮮半島情勢に強い懸念を表明。
北朝鮮に対し、挑発行為をやめるよう求めました。
潘氏は、オバマ氏が事態に対して韓国、中国と連携して節度を守った対応をしていると評価。「何よりも緊張の度合いを下げねばならない」として、6カ国協議参加各国が協力するよう
求めました。
オバマ氏は「われわれは引き続き問題を外交的に解決するよう努める」と表明。同時に「米国は自国民を守るため、地域の同盟国に対する責務を果たすため、必要なあらゆる手段をとる」
ことも強調しました。
会談で両氏は朝鮮半島情勢のほか、シリア情勢や中東和平、気候変動問題、国連改革などについて話し合いました。