WBC参加問題:週明けにも選手会が方針発表
毎日新聞 2012年08月23日
来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加問題で、労組日本プロ野球選手会(新井 貴浩会長・阪神)の松原徹事務局長は23日、週明けにも日本野球機構(NPB)と協議した
上で選手会の方針を示す意向を明らかにした。松原事務局長は「来 週早々にも新井会長を交えた事務折衝をやって、公の場で新井会長のメッセージを出したい」と述べた。
NPB側は、国際関係委員長を務める島田利正・日本ハム球団代表が13日に渡米し、大会主催者(WBCI)と再交渉。「侍ジャパン」に限定したスポンサーやグッズ販売の権利は、大会期間中も
日本側にあることを確認した。事務折衝では、選手会に経緯を説明し理解を求める。
選手会は参加条件として日本代表のスポンサー権、グッズ権のすべてが日本側に帰属することを求めている。【鈴木篤志】