北朝鮮:新しい指導部 中国の胡主席が改めて支持表明
【北京・米村耕一】新華社通信によると、中国の胡錦濤国家主席は2日、北朝鮮で先月28日に開かれた朝鮮労働党代表者会の報告に訪れた北朝鮮の崔 泰福(チェテボク)党政治局員・書記と会見した。胡主席は「新しい指導者集団との協力や意思疎通を強化したい」と述べ、金正日(キムジョンイル)総書記の 後継者としての立場が明確になった三男、正恩(ジョンウン)氏を含む新指導部を支持する姿勢を改めて示した。
一方、崔政治局員・書記は「金総書記が党代表団を送ることを決定した」と説明した。その上で「これは双方の指導者が得た共通認識の履行を重視して いることを示す」と強調した。金総書記の訪中(8月)時に中朝首脳が交わした経済面での協力などを含む合意の履行を意味するとみられる。
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毎日新聞 2010年10月2日 21時49分