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核保有国が、人類の歴史に残る理性を示すとき

2010-05-16 | 世界を知る

核廃絶へ行程表

       NPT再検討会議 最終文書の素案


 【ワシントン=西村央】しんぶん赤旗より

 ニューヨークで開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議は14日、主要3委員会の議長がそれぞれまとめた最終文書の素案 を加盟国に配布しました。そのうち核軍縮を話し合う第1委員会の素案には、核兵器廃絶に向けた行程表(ロードマップ)作りのため、国際会議を2014年に 開くことが盛り込まれています。

 第1委の素案はNPT第6条(核保有国の軍縮義務)に関連し、「核兵器のない世界」に向けた各国政府や反核・平和運動の提案を歓迎。「再検討会議 は、第6条を期限を設けて実行する必要性で合意する」と明記しています。

 核廃絶に向けて26項目の「行動」を提起。そのなかで核保有国に対し、11年までに核兵器廃絶に向けた協議を始め、14年に核兵器の廃絶に向けた 行程表を作るための国際会議を開くよう求めています。

 この日、配布された素案は、これまでの各委員会での各国の表明を議長がまとめたもので、28日の最終日に採択をめざす最終文書のたたき台となりま す。

 今後の協議では、行程表作りにむけた国際会議開催や、イスラエルの核兵器保有問題とからんだ中東非核地帯構想などについてさまざまな論点があり、 合意点をさぐる交渉が行われます。