日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

むつかしいが やりがいのある仕事

2009-06-01 | 投稿・投書・私の意見
   日朝協会全国総会成功裏に終わる。 
                              文責・おおはし

 5月30日・31日、エルイン京都で「日朝協会全国総会」が開かれました。インフルエンザの広がりが心配されている中で、北海道から九州まで67人の方が参加されました。

 午後1時30分、渡辺貢会長の開会挨拶で始まり、来賓は、参議院議員・井上さとし氏、全労連・小松民子氏、日中友好協会・桐畑米蔵氏、京都総評・梶川憲氏が挨拶されました。

 朝鮮総連本部、大韓民国民団本部からメッセージが届けられました。さらに中央組織と京都の民主団体・国際友好団体から多くのメッセージが寄せられました。

  日朝・日韓友好を進める上で、有利な情勢と、困難な問題も多く、会員みんなが、在日朝鮮・韓国のかたがたとの草の根の交流を発展させていくことが、情勢を切りひらく最大の力になると確信することが出来ました。

 国際間のむつかしい問題は、本部役員を中心によく論議し、正しく対応していくことが会員を励まし、運動を発展させる上で、最も大切なことであると言うことも再確認されました。

 特に今年から来年にかけて、「韓国併合100年」に関する多彩な取り組みが全国各地で計画されており、日朝協会として主体的にとり組みながら各界の方々と協力して取り組むことが強調されました。        

 総会直前に行われた北朝鮮の核実験には、抗議の発言が多く、北のメデイアが「休戦協定は効力を失った」と放送していることは、大変危険な考えであるが、日本で余り騒ぐのも適切ではない。日本の軍事強化と憲法9条破壊を許さぬ取り組みが大切と強調されました。

 しかし過去の戦争で、はじめから大戦争が起こったものはなく、考えがだんだんエスカレートするものだから、気をつけなければならない、という意見も出されました。

 また、アジア全体に広がってきている平和を守る力に確信を持つことも大切だとの意見も出されました。           

  組織と会員の拡大、本部・支部の財政を確立し、日朝協会に期待されている責務を果たそうと大きな志を持った総会宣言を行いました。

 総会終了後、京都にある朝鮮文化に関係する史跡の中から「耳塚・方広寺・ユン東柱の詩碑・高麗美術館」を見学しました。

              遠い京都まで大変ごくろうさまでした。