萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

選抜高校野球決勝戦、無念!花巻東

2009年04月03日 | 野球

<明と暗>

今年の高校野球、春の選抜大会決勝戦、岩手・花巻東VS長崎・清峰はどちらが勝っても初優勝。

と、まぁ、ここまではよくあることだが、長崎清峰が勝てば、春夏通じて初の長崎県勢の優勝。花巻東が勝てば、なんと、春夏通じて初の東北勢の優勝となる。昨年から、仙台に転勤して、岩手県にも、花巻にも何度か訪れている身としては当然ながら“陸奥(みちのく)代表”花巻東を応援する。特に左腕のエース菊池雄星は今年のドラフトの目玉でもあるし、その名前から察するにお父さんは“巨人の星”世代であろう。大会前から注目していた選手だ。一方、長崎清峰高の今村投手も右の本格派。投手戦が予想される決勝戦となった。

昨日はあいにくと一日中会議の為、“ネット裏観戦”すらできずに、結果のみ知ることになったのだが、0-1で花巻東は負けてしまった。東北勢初の優勝はならず。“険しきかな白河の関”、と言ったところか。

しかしながら、長崎県出身の人は喜んだろう。念願の甲子園の大優勝旗が県境を越えてやって来るのだ。小生の友人にも喜んでると思えるのが何人かいる。呑み同士のS二郎氏もその一人だ。今頃祝杯をあげているかもしれない。今、地図で清峰高校を見るとまさしく長崎県でも西方(せいほう)に位置している(笑)。佐世保の北西、平戸に近い。もしかしたら、学生時代自転車で学校の前を通ったかも知れぬ。もっともその頃は「北松南高校」といったそうだが・・・。とにかく、関係者および長崎県出身の方々、おめでとうございました。

かくいう小生の出身地、埼玉県も春の優勝経験はあるが、夏はまだない。その優勝も小生が小学校4年の時、大宮工業が優勝したきりである。あの春、旧中仙道をパレードする大宮工ナインに日の丸を振って讃えた日から40年も経っているのだ。今年の夏こそは埼玉にも頑張って欲しいものだ。清峰や花巻東ももちろん狙っているだろうが、“夏”は甲子園に行くのも容易ではない。

“夏の甲子園”

はたしていずこが征するか。待ち遠しいですナ。

コメント
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