萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

2009年3月を振り返る

2009年04月01日 | 日々の記録

<陽はまた昇る。復活の3月。>

2月に母が黄泉の客となり、ブログをしばらく休んだ。3月は気をとりなおして、ブログを復活したものの、普段にもまして公私共々ドタバタしていた。但し、なんと言っても、ひと月を通じてアルコールを呑まなかったことが、生活を充実させてくれた。3月はこの“断酒”に尽きるかもしれない。こんなに“連続で呑まない”のは社会人に入ってからはむろん、学生時代でもあったかどうか。というぐらい小生にとっては前代未聞の出来事であった。この“断酒”によって得たメリットは多かった。繰り返しになるかもしれないが、以下に記す。

1.心身ともにすっきり、はっきりしている。
⇒睡眠時間は変わっていないが熟睡できているのがいいのかも。もちろん、肝臓への負担が軽くなっている分、健康にいいのは間違いない。

2.カネを使わない。
⇒これは歴然としている。朝めしは食べないし、タバコも吸わないので、昼と夕方に外食したとしても一日二千円前後の出費ですんでしまう。これは呑んでる生活にくらべると雲泥の差である。

3.無駄な時間が減った。
⇒「呑んでる時間と酔ってる時間は無駄である」の名言どおり。知的活動時間が増えた。

4.食べ物がおいしい。
⇒呑まないと舌も荒れていないし、鼻も敏感だし、食べ物が美味しく感じる。

5.一日断食が楽。
⇒“呑まず”“食わず”の“食わず”だけを我慢すればいいので容易になった。

総じて、断酒をすると輪郭のはっきりした生活ができる、という結論に達した。

“断酒”は母への供養、親不孝三昧であった我が身を悔いて、せめてもの償いとして始めた。一応、四十九日の法要(4月5日)までと決めている。そういう意味では3月は酒も呑まず、旅もせず、おとなしくひと月を過ごしたと言える。イベント的にはWBCが無かったら、退屈で仕方のない月であったかもしれない。

ただし、知的活動としては結構充実したひと月であった。中々出来なかった、自転車と登山の足跡マップの完成とか“人力生活の相棒シリーズ”の立ち上げとか、ブログへの音楽取り込みとか、やろうと思いつつ億劫だったことが実現できた。また、「御免丸大改造計画」にも着手できた。これらは人によっては容易なことかもしれないが、面倒くさがりやの小生にとっては大変なことなのである。毎日、ブログを更新していて“面倒くさがりや”もないものだが、そういうものなのだ。


◆年間計画を持つものの進度チェック。

 ◇一日断食・・・ノルマ4日に対し6日実施。累計目標13日に対し12日。
  (2月が結局1日しかできなかったので、挽回はした。)
 ◇断酒日・・・ノルマ3日に対し25日実施。累計では29日。
  年間計画26日をもう、クリアしてしまった。
 ◇読書・・・ノルマ8.3冊、2500ページに対し、9冊、2620ページ。
  累計目標25冊、7500ページに対しては26冊、9320ページ。
  年間100冊のペースには乗っている。
  
知的活動時間の増加で本はもっと読めると思っていたのだが、ブログの方に時間は割かれたようだ。

◆4月展望:

前代未聞の長期断酒にどう決着をつけるか。このまま断酒を続けるのか。以前に戻してしまうのか。それとも間をとって上手に酒と付き合う方法を見つけるのか。悩ましい問題を抱えている。四十九日の法要が終われば、とりあえず“家”のお勤めからは開放される。季節は春まっさかり。花見、自転車の旅、温泉が小生を待っている。野球の公式戦も開幕だ。一気に活動の場は広がる。どう、遊ぶか。まだ多くが白紙状態ではある。
コメント
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