萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

宣誓!今日も私はお酒を呑みません

2009年04月02日 | 健康、ダイエット


小生担当地域の地方座長たちが仙台に集合したので、昨晩は三月度の打ち上げと称して小さな宴席を設けた。都合、男ばかり8名の宴である。8人揃ったので店のお姉さんに「始めま~す!」と声をかけて、二時間呑み放題3000円コースはスタートする。

まず、お姉さんは紙のコースターを配るに先立って

「今日、運転する人はどなたですか?」

と聞く。小生を含めて5人が手を上げる。その内二名は「家まで代行で帰る」というと、その二人には

『宣誓!今日の私は車の運転をしません』

と書いた青いコースターを渡す。小生を含めた三人は「今日は呑まん!」というと

『宣誓!今日の私はお酒を飲みません』

と書いた赤いコースターを配る。残り三人は何の変哲もないコースターであった。思うに、この居酒屋はクルマで来る以外に来ようがない不便な場所にある。したがって、駐車場は広い。ほとんどの客がクルマで来るグループ、家族なのだろう。ちゃんと“ハンドルキーパー”を確保しているか、ということに念を押しているのである。真の目的は何かあった時(この店から出た客が酔っ払い運転で事故った時)の警察や社会に対する免罪符が上のコースターという訳だ。ナルホド、考えたものである。

ということで、「今日も私はお酒を呑みません」で宴席を通した。断酒してから、こういう宴席に出るのは、これで5回目である。もう、慣れた。グレープフルーツジュースやウーロン茶を飲み、運ばれてくる料理を賞味しながら、皆と会話するのも違和感なくできるようになって来た。呑まないでも平気でいられる自分を発見した。

(あれっ)と思うことはさっきまで冷静に話をしていた人が急に強気の発言をしだしたり、呂律が回らなくなったりしてきた時だ。そうか、これが酔っ払うということなんだな。と改めて感じる。自分が同じように酔っていたら、絶対に判らなかった意外性である。

そして、今日目が覚めてさらに思った。昨晩の二時間余の会話を忘れていないのである。いつもなら、何を話したっけ?勘定はいくら?誰が出したんだ?割り勘だったっけ?などとボーっとしているものであるが、すべて覚えている。例えば、最後の支払いのシーン。

【コースに何品か追加したので、一人あたり3200円集めた。A氏は4000円しかなく、幹事のY氏に「細かいのがなかったら、釣りの800円は明日でいいよ。」といったが、H氏が「千円札両替できるから、それでAに払えばいい」とY氏に小銭を渡した。Y氏はA氏に800円渡し、「集金した残りは400円です。明日の会議の飲み物代にでもします。」と言って収支決算報告をした。】

と、こういうやり取りをすべて覚えていると言うのはいままでの小生にはありえず、脅威だ。これを知って、もっと脅威に思うのは呑んで言いたいことを言った人たちであることは言うまでも無い。


<昨晩もグレープフルーツジュースで過ごしたのだった。それにしても、ストローはいらんと思うのだが・・・>
コメント
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