<約二キロ続く「桜大路」>
<「桜大路」を横からみる>
<太い幹から顔を出す若桜は可憐>
昨日、桜前線に追いついた。東北道を北上しながらもそれは実感できた。仙台あたりの桜の木にはほとんど花がついていなかったが、北に行くにつれ、花がつきはじめる。岩手県内に入ると、花の沢山ついている桜が目立ち始めた。
仙台から秋田までのほぼ中間点である北上市の「北上展勝地(てんしょうち)公園」は岩手県内でも有数の桜の名所である。道のりの丁度半ばだし、休憩がてら寄ってみた。“見ごろ”のピークは過ぎていたものの、まだまだ、花はしっかりとついていて、目を楽しませてくれた。
ここのメインは「桜大路」と名付けられた北上川沿いの約二キロのソメイヨシノのトンネルだ。夕方ということもあり、人出はそれほどでもなかったが、カメラをもった観光客は結構いた。関西なまりの人や中国語、英語も聞こえたので、国際的な名所なのかもしれん。
ちょっと、みるだけと思って立ち寄ったのだが、ついつい40~50分はいた。その所為で秋田到着は予定より30分ほど遅れてしまった。秋田の一座のモンと合流して、いつもの居酒屋に入ったのはもう八時近かった。