みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

犬の里心&蜂退治

2014-06-24 16:08:58 | 暮らし

早朝5時過ぎ、雲の上のはるかに高いあたりから弱く聞こえていた雷鳴が、急に頭上近くで強く鳴り出すと同時にザーッと雨が降りだしました。ちょうどユキの散歩を終える頃。ユキと鶏たちへ給餌している間に、雷雨はたちまち激しくなりました。

雨戸を半分閉めて読書でも・・と本を開いたけれど、臓腑を揺るがすような大音響の雷鳴が次から次へ・・心ここに在らず。気の小さい私には大自然の猛威は恐怖です。

ふと窓外へ目を遣ったとき、庭先を黒い犬影が。思わず窓を開けてジュン!と叫び、雷雨の屋外へ出ていった私。

当庵で飼っていたジュンと近所で飼われていたユキとを、やむを得ぬ事情で交換してから2年半。ジュンは広いドッグランドで飼われているのですが、時折、里心か浮気心か、ドッグランドの囲いを潜って脱走してきます。

ジュンの脱走には、困ったものだ・・という気持と共に、私を忘れないで来てくれたのね・・という満足感みたいな気持とがあって、ちょっと複雑。雷雨の中、久しぶりに脱走してきたジュンを、抱きしめてしまった私でした。

昼過ぎに雷雨はおさまり、私は剪定鋏を持ち出して伸び放題の生垣に取り組みました。

剪定作業がもうすぐ終わりそうなとき、玄関先の小枝に蜂が巣作りしているのに気付いてゾーッ。剪定鋏の先がちょっとずれていたら、巣作りを妨害された蜂が攻撃してきたかも! オオスズメバチではないけれど、それなりの中型?の蜂です。

雨は止んでいましたが、蜂の針対策に雨合羽を着こみ、透明ビニール袋を頭から被り、棒の先に古新聞を巻き付けて古灯油に浸し、マッチで火を点けました。庵の軒先が近いので、火の粉対策としてバケツに水と柄杓も準備しました。

燃え上がった棒先をサッと巣作り箇所へ近付けたら、アッという間に巣は蜂ごと焦げました。蜂さんには申し訳ないけれど、無事退治できてホッ。


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2 コメント

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最近のkoreiさんの写真は好きですね。 (anisan)
2014-06-26 16:30:06
最近のkoreiさんの写真は好きですね。
特に自然と人の後ろ姿が何ともなく優しい。
広角も接写も使いこなしていらっしゃる。

ところでジュン、時々逃げ出してくるんですね。
あの精悍な顔、飼い主に対する忠誠。
あんな犬は今時いませんよ。
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anisan様  (korei)
2014-06-28 15:06:12
anisan様 
 不器用な写真ですのに、気に入ってくださって有難うございます。褒められ過ぎのようで照れくさいです。
 ジュンも褒められ過ぎ? 確かに精悍というか、かなり個性的な容姿の犬ではありますね。でももう12歳。犬としては高齢で、ひところの勢いはありません。でもまあ元気で暮らしています。犬嫌いだった私ですが、ジュンとユキのおかげで犬好きに変身したみたい・・
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