みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

冬紅葉に囲まれて

2021-11-30 14:11:05 | 健康・病気
昨日は当地の友人二人と、蕎麦処「麓」で昼食を共にしました。会食は本当に久しぶりです。電話やメールなどでの繋がりは絶えていませんでしたが、直接会うと、やはり違いますね。話題も多様に広がります。



自身のこと、身近な人のこと、亡くなった寂聴さんのこと。良寛さんのことや、人生論も。ただし、食事中は会話を謹んで、食後にマスクを着用し直してからのお喋りでした。「麓」を囲む冬紅葉を縁側越しに眺めながら、人はみな、それぞれの心の痛みや苦しみや体の病い等を抱えているが、だからこそ分かり合えることがある、と頷き合ったりしました。

今日は後発白内障のレーザー治療を受けました。事前に受けた説明の通り、両目で10分足らずで終わりました。病院の無料送迎で帰庵した頃には、あんなに見えなくなっていた左目も、かなり視力を回復していました。本当に、医療に携わる方々への感謝の念を深くするばかりです。小さな黒い虫のようなものが動き回って見える飛蚊症状は、レーザーで木っ端微塵にされた病巣(水晶体嚢の一部)の残滓だと思います。涙と共に排出されていくのでしょう。

明日からは、冬紅葉がもっと綺麗に見えるだろうと思います。


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