みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

後発白内障

2021-11-20 05:36:07 | 健康・病気
今月初め頃から左目が酷く霞むようになった。視野の大半に白い靄が掛かったようになる。特に明るい方を見るとほとんど見えなくなってしまう。
後発白内障かな?と思った。

白内障の手術を受けたのは10年ほど前。その時に受け取った説明用パンフレット等で、手術後の数カ月~数年してこのような症状が出ることがあることは知っていた。レーザーで簡単に治療出来る筈。とはいえ、もしかしたら、他の深刻な原因かも?という若干の不安もあった。

眼科に電話して受診の予約をした。今月の予約は既に埋まっていて、12月以降しか空いていないが、11/ 18の10時だけキャンセルがあったためか空いているという。この世の多くの人々は、私と同様に病気の不安と共に生きているのだ。

11/18、視野が不安定なので、いつも以上に安全運転を心がけて、愛車で30分ほどの眼科へ行った。看護士さんに「後発白内障ではないかと思って、来ました。」と申し出て、検査をしてもらってから、診察室に呼ばれた。やはり後発白内障という診断だった。

白内障の手術では、水晶体を包む袋の前嚢(のう)部分を切開して濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、残った後嚢の中に人工のレンズを入れる。
この後嚢に残った水晶体上皮細胞が増殖して混濁を起こすのが後発白内障。白内障手術を受けた人のうち約2~3割の人に発症するという。

医師の話では、「後発白内障」を患者さんへ説明するのに時間を要することが多いらしい。もしかしたら、白内障の手術が失敗だったのではないかと疑う患者さんもいるのかも知れない、と私は推測する。医師という仕事はさぞストレスが多いことだろう、と改めて思った。

11/30に、レーザーで濁った後嚢を切除してもらう予定。当日は車の運転は出来ないので、病院の無料送迎を申し込んだ。無料送迎とは本当に有難い!




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