みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

小さな病気の大きな悩み  その6

2016-09-11 08:02:33 | 健康・病気
9月2日、河島智子医師の再診を受けた。8月26日の初診後、その処方薬を内服・塗布して1週間である。鼻の皮膚炎の発赤や爛れは一進一退しながらも僅かずつ改善の兆しが始まった。鎮痛薬は処方されなかったのに、刺激痛はほぼ無くなり、疼痛は弱くなった。河島医師と出会ってからの何より大きな変化は、精神面の安定を不規則ながら回復してきたことだ。

この日の診察結果は下記のとおり。

 ① 抗生物質を長期に渡って断続的に服用しているので肝臓機能を懸念していたが、血液検査の結果は問題なかった。
 ② 患部検体培養検査の結果、感染菌として MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が認められた。 
     ・外用薬はMRSAにも比較的効くが、内服薬には耐性的。フロモックス(従前の医院処方の抗生物質)にも耐性的。
     ・検出されたMRSAは、8月26日処方のルリッド錠には感受性があり、この間の症状改善も認められるので、引き続き処方する。


抗生物質の普及は、結核を始めとする様々な感染症の克服に大きく寄与してきたものの、一方ではMRSAを発現させてきた問題がある、とは一応知っているつもりだったけれど、まさか、我が身のことになるとは・・ MRSAは、病院内感染菌だと思っていたが、今ではどこにでも、日常的な環境に常在する時代になったそうだ。健康な人が保菌しているだけでは心配する必要はないが、抵抗力の弱い人には感染しないように注意しなければならない。(河島医師の説明&国立国語研究所HPによる)

MRSAに対しては、効かない(耐性がある)薬と効く(感受性がある)薬とがある。個々のMRSAごとに判別して処方しなければならない。私が7か月間通い続けた最寄りの皮膚科医院では、耐性がある抗生物質を処方され続けていたわけだ。治らない筈だった・・

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2 コメント

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回復の兆しが見えてよかったです (ibakasumi60)
2016-09-11 18:36:05
こんにちは。
長い間 診たて違いの薬に悩まされていたんですね。
今までの皮膚炎・と痛みは何だったのかと思う程少しづつ回復されて本当に良かったですね。

良い先生に診てもらえて本当に良かったです。
今もお茶の会は行かれているんですか?

私も手術を勧められほんとにこのままでは治れないのかと自信暗鬼の中少しづつ散歩に出たりしています。
筋肉を落とさないようにと気分転換には外の空気を吸うのが一番。
今はそう思いながら幾らかよくなった身体を労わっています。

どうぞ無理のない日々をお過ごしくださいね。
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良き医師との出会い (korei)
2016-09-12 10:28:12
ibakasumi60様
  良いお医者様に出会えるか否かは人の運命を左右することを実感しました。昨年末以来、腰背痛も私の大きな悩みになりました。 腰背痛で円滑な所作が出来なくなりましたので、茶道の稽古は止めました。昨夏に総合病院の整形外科を受診したときは、誠意が希薄な医師の態度に憤慨・・本年4月に別の病院で良き医師に出会い、胸椎の圧迫骨折等の診断を受けました。毎日3回の腰痛体操に努めています。貴女様は積極的に外出されている御様子、私も見習いたいです。
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