みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

巣籠り

2008-11-10 19:26:54 | 

Dscn0230_3 当鶏舎のウコッケイ2羽が巣籠り中。手前のギンは10/30から。奥のヒロは昨日から。巣箱から出てくるのは1~2日に1回程度だけ。大急ぎで餌を摂ったら、また直ぐに巣箱へ戻る。抱卵の本能である。

巣籠りに入った雌鶏はもう卵を産まないが、他の3羽の雌鶏が傍らに卵を産む。その卵を、巣籠り中の雌鶏が素早く抱き取ってしまう。鶏舎が手狭なこと等を勘案して、今回は孵化させない方針。

抱かれた卵を取り上げようと手を伸ばすと、ギンとヒロは悲鳴とも威嚇とも取れる声を発して、嘴で攻撃する。素手では怪我を負うから、必ず手袋をする。

卵を取り上げられても、巣籠りは2週間以上は続く。普段は神経が繊細で、人がちょっと近付くと大騒ぎして逃げ回る鶏が、いったん巣籠りに入ると、頑として踏ん張る。その凄まじい母性に、私は畏敬の念を抱く。

ギンは本年3/29生まれ。この秋に成鶏となり初めての巣籠りである。ギンよ、ごめんね。そのうち適当な時期になったら、きっと、可愛いヒヨコが孵化するまで卵を抱かせてあげるからね・・


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