虫たちの夜の楽団が賑やかになってきました。主役は何といってもコオロギ。玉を転がすような音色を奏でてくれます。少し遠くからの透き通るようなひときわ美しい声は、邯鄲でしょうか。
昨夜も虫たちの合奏に包まれて寝入ったのですが、深夜、強い雨の音で目覚めました。
夜来の雨で大気がすっかり入れ替わったような朝です。秋本番の到来を感じます。
庵前の萩の花が少し咲き始めました。沢山の蕾が一斉に開くのももうすぐ。
菜園で猛るような勢いだった苦瓜(ゴーヤ)も、葉が黄ばんできました。先月末から蒔き始めた大根が発芽し、ホウレン草、ターサイの種も蒔きました。紫蘇は開花期。野菜類の花は地味だけれど、上品な感じがしますね。
裏庭の杜鵑草の花は小さく可憐な風情ですが、拡大して見ると意外なほどエロテック! 世間には、園芸用に品種改良?して大型の花にされた杜鵑もありますが、私は馴染むことが出来ません。
村の田んぼはコンバインで見る見る刈田へ変貌しています。今夜は中秋の名月とか。雲の間から御姿を見せてくださるかどうか・・