ピカレスク・ピカレスク・ピカレスク

2008-07-17 09:50:55 | Weblog

いい天気。

今日は

京都へ、「ピカレスク」の練習しに行きます。

ちょうど一週間後の

7月24日木曜日、難波ロックライダーにて

ピカレスク、記念すべき大阪での初ライヴ!をやるのデス。


電気アコーディオンとヴォーカルのリョータローと

ドラムスとヴォーカルのチマキさんと

エレクトリック・ギターとヴォーカルの片山道郎。


3曲入りミニアルバムもあって

(ライヴ当日、ロックライダーで販売します)、

ピカレスクは今、いい感じなのデス。


俺は新しいキャンディ・アップル・レッドのギター。

使用ギターを変えると不思議に、

運命みたいなものが少し、流れを変えるのデス。

まぁ・・・・思い込みかも知れんけど。


ぜひ来てね。

出番は2番目だから、ちょっと早めなのだけれど。


何かが少し変わり始めている・・・

のかも知れないし。
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HOW DO YOU SLEEP?

2008-07-16 09:17:13 | Weblog



街は青い闇の中に沈む直前で

俺はもう

身動きさえ取れなくなりそうな

錯覚に陥っていた。


暗闇に紛れて消えてしまうのならそれもいいし、

人混みに紛れて消息を絶つのも構わない。

すべての人の記憶から消えたってどうってことないし・・・


ただひとつ

恐れるのは、


眠れない夜みたいな世界で延々と

出口のない考え事を続けなきゃいけないような羽目になることだ。


そんなの毎日じゃないかって?


残念でした、

俺の「寝たふり」は完璧なので

俺が「寝ている」のかそれとも

「寝たふり」をしてるのかは、

俺にしかわからないのだ、世界中で俺だけにしか。


そのうち俺にもわからなくなって、

だから”考え事の悪魔”は、やって来ても

俺が眠ってると思い込んで

すぐにどっかへ行ってしまう。




「考えなきゃいけないこと」は、

あるにはあるんだけど

面倒くさいから

また今度にしておくよ。


それじゃね。


おやすみー。





ぐう。
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不可解

2008-07-14 16:03:29 | Weblog


未熟児の赤ん坊として生まれ

ひねくれ気味の無口な幼児として育ち

トラウマティックな少年時代を経て

行く当てのない若者となり

絶望的な青年になった


無目的な情熱を持て余した老青年

でも分別臭い中年になるなんてまっぴらだ


享楽都市を抜けて、俺達は何処へ行こう?

魂を投げ出す価値のあることが

この先にまだあるだろうか?

・・・・そうであることを切に願う。


でも

すべてが行きあたりばったりで、

どんな出来事も偶発的。

俺は未だに何の策も持ってなんかいないんだ、

笑っちまうだろ?


いっそ何も言わない方がマシなのかな?

そう思ってるからみんな何も言わずにいるのか?


もしそうだったとしても

当面、俺は黙るつもりなんかないぜ、だって

人生は・・・・・・・・・・


人生は出来損ないの密造酒だから。









・・・・・・・・・・・・・・・悪酔いする、って事だけど。









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羅列

2008-07-12 23:08:49 | Weblog

神経を逆撫で・

雨季は終わりぬ・

長距離通信・

君の帰る場所はどこ?

ピーキーな特性・

レイク・プラシッド・ブルーのギター・

日々はどこまでも目まぐるしい・

擦り切れていくピンク・ゴールド・

フラッシュ・バック的に思い出す・

アルファベットの羅列の果て・

空気力学的に無理・

これ以上何も言う事はない・

混沌と混沌と混沌と・

レム睡眠中の不思議な夢・

「そして僕等は放浪するみたいに歩いた」・

新月・新月・十六夜・

スクラップに愛着がありすぎて・

転んで火花が出たのはいいが・

明日は明日で無計画・

36分の1の確率で目を覚ます・

最後の最後の最後の最後・

心を決めずに出掛けよう。

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矛盾する

2008-07-11 22:47:41 | Weblog

不変の微笑み、

さよならベイビーズ。

予定は狂うためにある、

物事は損なわれるためにある。

無目的に出発しよう、

R&Rにアイデンティファイ、

カウンターカルチャーに入れ込む。

俺達はしょせん「時代の子」だ。

それ以上でもないし(自嘲的に)、

それ以下でもない(自己弁護的に)。


ありもののヴィークルに乗っかって、

スノッブ気取りで街を駆け抜けた。


でも かのプラトン爺いわく

「欲するものを手に入れるものは不幸せである」

それだったら俺達は

不幸せなのかな?それとも幸せなのかな?

でもそうすると

「手に入れたものを失うものは幸せである」

ってことにならないか?

そうなると

「幸せなものは不幸せである」

「不幸せなものは幸せである」

ってことになる?


それならばもう、

「何でもアリ」

もしくは

「何にもなし」

だぜ、全く。



ロキシー・ミュージック!

すかしっ屁みたいな音楽に栄光あれ。


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訪れ

2008-07-10 11:16:56 | Weblog

「流れと共に行け(GO WITH THE FLOW)」

と言ったのは、ジャック・ケルアックだったか。


「風読み」が風を読むように、

「夢読み」が夢を読むように。


俺は慎重に、「流れ」を読むべきなのだ。



今は鎮静の時、鎮痛の時。

再構築の始まり、再生への準備。


何かがまた新しく

始まろうとしているのかも知れないのだ。


そうであって欲しい。


この先、もっと年をとって

枯れて、擦り切れて、疲弊してしまったとしても


俺はいつでも「新しい始まり」に

嬉々として飛び込んで行きたいと思うのだ。


延々と続く雨季のような世界。

でもそれは「恵みの雨」そのものだし、

雨上がりの美しさを

俺達は知っているはずなのだ。


何もかもが一瞬の命だし、

こんなことはもう二度とないかも知れない。


そしてそのことは

もっと大きな物事を暗示している。

「世界の成り立ち」の秘密みたいな何かを。



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動く

2008-07-09 09:17:32 | Weblog
逆光の君が悪魔的に微笑み

全ての曇天の下、

”運命の歯車的なもの”が重い腰を上げる。


翼なんかなくったって強力な推力さえあれば

物体は空を飛ぶのだ(ミサイルを見よ、アポロ・ロケットを見よ)。


とか言いながらこの期に及んで俺は、

手に入れた全てのものを

失なおうとしているのかも知れなかった。


切なくなるほど好きな夕方の街。


だけど本当は「手に入れたつもり」になっていただけの話だ。


一体どうやって、人が何かを「所有」できるというのか?


俺のギターですら

本当の意味で「俺のもの」ではない。

俺のアンプも、俺のバイクも。

俺のもの、と言えるのはこの身体だけだ。


(しかしそれなら「俺の描いた絵」は俺のものだろうか?

「俺の言葉」は?「俺の歌」は??????)




答えは保留にしたままで



ブースターに点火して、なけなしの燃料を一気に燃やす。


次に気付いた時、

俺は一体何処にいるだろう?


街はまだ

光にさんざめいているだろうか?

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昨夜のライヴの記憶

2008-07-07 13:03:59 | Weblog


後で覚えていないなら、

その行為に何の意味があるのだろう?

・・・・ってふと考えてしまった。


でもそんなこと言い出したら

ほとんどのことに意味などないことになってしまう。

人間の記憶って何だろう?


昨日は十三クラブ・ウォーターにて

粟田栄三追悼ライヴ。

ちょっと用があったので遅れて着いてしまい、

乗り遅れ気味だったのでがぶ飲みしてたら

見事に酔っ払ってしまった。


それでも何とか出番はこなした。

静かにじっくり聴いてくれてありがとう。

酔いのせいで(?)ギターはへたくそだったけど

歌はちゃんと歌えた・・・ような気がする。


すでにあんまり覚えてない。

何でこんなに忘れるんだろ?

昨夜は懐かしい友達や大事な友達にたくさん会ったのに。


学校行ってた頃のこととかも

あんまり覚えてないんだよな、俺。

子供の頃のことなんかほとんど覚えてない。

アホなのだろうか。


でも(いくぶん自己弁護的に)

人間に「忘れる能力」がなかったら大変だ、とも思う。

悲しみやものすごい怒りとか憎しみとか

恥ずかしかったこととか喪失とか屈辱とか失敗とか。

そういうの、忘れられてしあわせ。


そういえば

肉体的な「痛み」って記憶できないようになってるらしい。

考えてみると(正確には)思い出せないよな、「痛み」って。


嬉しかったことは忘れたくないんだけどな。




今日はまだ頭が痛い・・・・。




写真は、俺のアコギのケースの、絵。

もろちん、いや

もちろん自分で描いたのデスよ。
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馬鹿騒ぎは終わりぬ

2008-07-05 22:35:12 | Weblog



ヴォリュームを

上げるばかりが能じゃない

大雑把にだけ狙いをつけて


全部開放路線で行こう

行き当たりばったりの長期戦は

目が回るほど可笑しくて


俺は何にも理解しないまま

加速した時間に埋もれてしまい

擦り切れて擦り切れて消えちまう

ハナからそうなる運命だった


馬鹿騒ぎは終わりぬ

夏は逝き

俺達はそれを見送った

憧れも焦燥も何もかも

今では深い眠りについた


遠い旅に出る前の

ワクワクした感じが懐かしい

今は追憶の時


全ては「ガラスケースの中のイノセンス」のように

不変だ


そして当然のように


微動だにしない。


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7月6日 クラブ ウォーター

2008-07-04 09:26:55 | Weblog

あさって。

十三に移転したクラブ・ウオーターにて

粟田栄三追悼ライヴ


片山道郎スラップステイック・アローンとして

出演しに

行きます。

昔のトモダチが

大集合するので

出番はちょっとだけ、やけど。


きっとまた馬鹿騒ぎになるし

でもそーゆーのも

たまには

いいんちゃうかな?

ウオーターで

会いましょう。





どんな風に生きてもよかった

君に会えて嬉しかった

その感覚を

後生大事に抱えたままでいる


それは素敵な光景だった

雨の中に君が立っていた

世界は透明なカーテンに包まれて

君の声さえくぐもって聞こえた


反響して反響して反響して

忘れ去って忘れ去って忘れ去って


梅雨よ終われ


どうせまた持って行かれるんだ、季節に。

どうせまた心は、打ちのめされるのだ。



「こんなことしょっちゅうだから」

みたいな顔をして

暮らそうよ。


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