未熟児の赤ん坊として生まれ
ひねくれ気味の無口な幼児として育ち
トラウマティックな少年時代を経て
行く当てのない若者となり
絶望的な青年になった
無目的な情熱を持て余した老青年
でも分別臭い中年になるなんてまっぴらだ
享楽都市を抜けて、俺達は何処へ行こう?
魂を投げ出す価値のあることが
この先にまだあるだろうか?
・・・・そうであることを切に願う。
でも
すべてが行きあたりばったりで、
どんな出来事も偶発的。
俺は未だに何の策も持ってなんかいないんだ、
笑っちまうだろ?
いっそ何も言わない方がマシなのかな?
そう思ってるからみんな何も言わずにいるのか?
もしそうだったとしても
当面、俺は黙るつもりなんかないぜ、だって
人生は・・・・・・・・・・
人生は出来損ないの密造酒だから。
・・・・・・・・・・・・・・・悪酔いする、って事だけど。