子供の頃の夏休み

2008-07-29 11:31:51 | Weblog


無限に思えた時間

無為に過ごした時間

恋もしてなかった頃

何も出来なかった頃。


それでも世界っていうページの端っこを

少しめくることが出来たらその裏側に


すごいすごいこと、

想像もつかないようなこと、

心がまるごと持って行かれてしまうようなこと、

目がハートになってそのまま元に戻らないようなこと、

家を出て新しい人生が始まるようなこと、

”最愛のもの”に出会えるようなこと


・・・・があるような気がしていた。


そしてその予感は当たっていた。



何もかもが一回性だ。

二度と同じ状況で同じチャンスは巡って来ない。

そういう意味で 世界はすごくシビアだとも言えるし、

その逆だ、とも言える。

毎回、違う形で

無限のチャンスがあるから。





子供の頃の夏休み。

俺は

「ここじゃないどこか」に憧れ続けていた。


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