訪れ

2008-07-10 11:16:56 | Weblog

「流れと共に行け(GO WITH THE FLOW)」

と言ったのは、ジャック・ケルアックだったか。


「風読み」が風を読むように、

「夢読み」が夢を読むように。


俺は慎重に、「流れ」を読むべきなのだ。



今は鎮静の時、鎮痛の時。

再構築の始まり、再生への準備。


何かがまた新しく

始まろうとしているのかも知れないのだ。


そうであって欲しい。


この先、もっと年をとって

枯れて、擦り切れて、疲弊してしまったとしても


俺はいつでも「新しい始まり」に

嬉々として飛び込んで行きたいと思うのだ。


延々と続く雨季のような世界。

でもそれは「恵みの雨」そのものだし、

雨上がりの美しさを

俺達は知っているはずなのだ。


何もかもが一瞬の命だし、

こんなことはもう二度とないかも知れない。


そしてそのことは

もっと大きな物事を暗示している。

「世界の成り立ち」の秘密みたいな何かを。



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