今月の「100分de名著」でとりあげた本です。この11日で全4回の半分が済んだのですが、その気になったらNHK出版の教材(560円)を買って読んでください。
オルテガとその著書は初耳でしたが、予告を見た時、「ひょっとすると大きな『解』があるかも」の予感がありました。また解説してくれる中島先生は以前から政治評論、世相評論で注目してる方だというのも大いに響いた。
僕には「なぜこうまで独裁者風な首相が支持率も下げずに権力の座に居続けらるのか?」「世論調査をやるとどうして『どちらとも言えない』という解が多いのか?(例えば沖縄の土砂埋め立て問題、ここまできたら賛成、反対の意見をしっかり持つのが社会人としての責任でしょうと思うのですが)」等の疑問がくすぶってます。まだ2回ですが、この本は予想通り大きな解をくれそうです。
「大衆」=自分が意味ある存在として位置づけられる拠り所のような場所を持たない人間。
産業革命以降労働者が都会に集まり始め、「大衆」が生まれ出した。その後全体主義の時代を経て、ますます大衆化した人間が増えて行った。大衆が世の中の大半になると、大衆でない人間を排除し、自分達が正当であると振舞い出した。そして現代は「大衆によって押し流される」時代だと説いてる。
一方、社会と個人の関係においてはまず個人がいて、「個人の自由」が絶対的に尊重されるべき事。そういう個人が集まって社会を構成する以上他人の自由も認める精神が必要。つまり「寛容」が大事で、民主主義とは寛容であると説く。よって民主主義はめんどくさいシステムで、しかしこのめんどくささを割愛した瞬間に民主主義は壊れる。 「その通り」、納得するね。
ここまでにしておきます。解説しきれませんし、まだ全体の解説を受けたわけじゃないですから。だた、ここまでの解説で「自由主義」「民主主義」「立憲主義」「保守とリベラル」などの定義というか、捉え方も納得できるレベルで教えられたと感じてます。
「大衆」になってはいけない、というのはこの2回でも理解できました。じゃそのためにはどうしろというのか、社会は変われるのか そのあたりをどう説いてるのかが楽しみ。「自分の思想」として整理できれば嬉しいのだが。 うん!間違いなく名著でしょう。
オルテガとその著書は初耳でしたが、予告を見た時、「ひょっとすると大きな『解』があるかも」の予感がありました。また解説してくれる中島先生は以前から政治評論、世相評論で注目してる方だというのも大いに響いた。
僕には「なぜこうまで独裁者風な首相が支持率も下げずに権力の座に居続けらるのか?」「世論調査をやるとどうして『どちらとも言えない』という解が多いのか?(例えば沖縄の土砂埋め立て問題、ここまできたら賛成、反対の意見をしっかり持つのが社会人としての責任でしょうと思うのですが)」等の疑問がくすぶってます。まだ2回ですが、この本は予想通り大きな解をくれそうです。
「大衆」=自分が意味ある存在として位置づけられる拠り所のような場所を持たない人間。
産業革命以降労働者が都会に集まり始め、「大衆」が生まれ出した。その後全体主義の時代を経て、ますます大衆化した人間が増えて行った。大衆が世の中の大半になると、大衆でない人間を排除し、自分達が正当であると振舞い出した。そして現代は「大衆によって押し流される」時代だと説いてる。
一方、社会と個人の関係においてはまず個人がいて、「個人の自由」が絶対的に尊重されるべき事。そういう個人が集まって社会を構成する以上他人の自由も認める精神が必要。つまり「寛容」が大事で、民主主義とは寛容であると説く。よって民主主義はめんどくさいシステムで、しかしこのめんどくささを割愛した瞬間に民主主義は壊れる。 「その通り」、納得するね。
ここまでにしておきます。解説しきれませんし、まだ全体の解説を受けたわけじゃないですから。だた、ここまでの解説で「自由主義」「民主主義」「立憲主義」「保守とリベラル」などの定義というか、捉え方も納得できるレベルで教えられたと感じてます。
「大衆」になってはいけない、というのはこの2回でも理解できました。じゃそのためにはどうしろというのか、社会は変われるのか そのあたりをどう説いてるのかが楽しみ。「自分の思想」として整理できれば嬉しいのだが。 うん!間違いなく名著でしょう。
今2回目を読んでます。読み進めていくとだんだん理解できない量が多くなっていきません? 読み直すとまた理解が進む。得られた知識の眼鏡で世をみると、見えやすくなった部分もあるような感じです。
既放送分 うちには録画が残ってますよ。よろしければどうぞ。ただしダビングはできないんですよ。
1回目、2回目のベースがあって、さらに本読んで予習してあるから今日の3回目スッキリ理解できました。「理解できた」レベルじゃなく、「その通り」レベルだったかな。
「先輩方が営々と築いてきたもの」それをないがしろにしてはいけない。「今生きてる人間の都合で変革するのは傲慢である」、それはファシズムへの道につながる。
納得以上の確信です。