今日の朝刊で気になった記事を2つ。
・「富裕層の資産運用 争奪」
大手金融機関が富裕層を対象にした「プライベートバンキング(PB)」というサービスを強化して金持ちの争奪戦をやってるのだそうだ。PBの中味は「オーダーメードの資産運用」は当然、「事業、財産の継承」「子供の教育相談」までも指南する。しかも顧客に専属の担当者をおき、交代しないで支援するのだそうな。
銀行も金持ってる人がお客さんなんだな。そういう富裕層が増えてるということの裏返しでもあろう。平民100人相手にするより、1人の富裕者なんだな。
・「国立大学の授業料値上げ」
財務省が全86国立大学への運営費交付金を減額する方向を言いだした。それを受けて文科省が試算したところ、現在年54万円の授業料が16年後には93万円になるのだそうな。各大学の学長も「辛いが上げざるを得ない」と表明してる。
今すでに奨学金を受けてる割合が5割を超え、かつ就職後その返済すらままならない若者が大量に生まれてる現状の中、単に財源が無いからと進めていい政策なのか。
上の2つの記事 ぼくには「社会の矛盾」「分化の増進」と思えるのだが。いい方向じゃないよ。
・「富裕層の資産運用 争奪」
大手金融機関が富裕層を対象にした「プライベートバンキング(PB)」というサービスを強化して金持ちの争奪戦をやってるのだそうだ。PBの中味は「オーダーメードの資産運用」は当然、「事業、財産の継承」「子供の教育相談」までも指南する。しかも顧客に専属の担当者をおき、交代しないで支援するのだそうな。
銀行も金持ってる人がお客さんなんだな。そういう富裕層が増えてるということの裏返しでもあろう。平民100人相手にするより、1人の富裕者なんだな。
・「国立大学の授業料値上げ」
財務省が全86国立大学への運営費交付金を減額する方向を言いだした。それを受けて文科省が試算したところ、現在年54万円の授業料が16年後には93万円になるのだそうな。各大学の学長も「辛いが上げざるを得ない」と表明してる。
今すでに奨学金を受けてる割合が5割を超え、かつ就職後その返済すらままならない若者が大量に生まれてる現状の中、単に財源が無いからと進めていい政策なのか。
上の2つの記事 ぼくには「社会の矛盾」「分化の増進」と思えるのだが。いい方向じゃないよ。
荷物が多い時や、夜更けのご帰館の時、二俣川駅からタクシーを利用している。我が家へはワンメーターの距離ではないが、「ワンメーターのお客さんを大事にするようにと朝礼で言われているんです」と、運転手さんの談あり。それを聞いて救われた感じがしました。
高校の授業料でも、公立と私学の差が取り上げられて久しい。今回のこの件、少子化による学生の争奪戦で省庁が私学からの圧力がらみでないことを願いたい。老人と若者、持てる者と持てないもの、健常者と病弱者、その他、政治によって分断されるのはいいかげんにしてほしいものです。
「お客様」と「只の人」 こういう区分ってどこの業界、社会にもあるんだろうね。世界中そうだよね。「イスラム教徒とそれ以外」とかもそう。
そういう世相をどう表現するのやらで悩みます。貴女は「分断」と書いたね。僕は「分化」と書いた。解りやすそうなのは「二極化」なんだけど、これだと「お客」と「只人」にある良い者と悪い者の感が入ってない。新聞等にはどう書いてあったっけと探すと見つからない。
今もすっきりした単語が見つからず悩んでる。
こういう図式になってくれれば管理する側からは凄く楽なことだろうね。一方をなんとなく「味方」みたいなイメージにしちゃえばいい。敵的イメージにされるのは怖いからな。
こんな社会管理方法があたりまえにまかり通るのは困ったものだ。今の世の中ドンドンこの道に入っていく。悪をやりきるしかないかな。