銀座三越で篠田桃紅展を、横浜高島屋で星野道夫の写真展を観てきた。
篠田展が明日までで、最終日は混むに決まってるから今日しかない。星野展は今月いっぱいでまだ余裕があるんだが、銀座まで行くんだからその足で横浜をまわっちゃえでした。
篠田さんは昔TVで日野原先生と百歳対談をやってるのを見て(僕の人生でわりと重要な対談だった。だからBLOG記事書いたはずと思って過去を探すが見つからず。書いてなかったのかな。)、1度この女史の作品を観たいと思ってた。
今回銀座三越で20点ほどだが、1週間の展示があると知って是非観たいと狙ってた。
僕は好きです。単純だが、力強い。100歳を超えてる女性が筆をサラサラっと和紙の上を走らせただけでこれだけの作品になる、う~ん、凄い。100年ひたすら墨と戦ってきたが故だろう。
当然ですが、高価でした。50cm四方位の大きさで50万、1m四方位になると200万を越えてる。欲しくなるほど好きな作品もありましたが・・・・・。
星野さんは今年でもう没後20年になるんだそうです。彼の写真展は昔八ヶ岳の会場で観てるし、本も数冊読んでる。いい世界に連れて行ってくれる作品群ですよね。今回の展示では写真が大きく印刷されてたのもよかったし、会場のところどころに配置されてた彼のエッセイがよかったな。全てじっくり読ませてもらった。
現実世界の「時間」と自然界の「時間」 その進み方の差が大きくなっていくことを危惧し続けた。大事な、好きな視点だな。 いい作品を残した人だね。永遠に感動を与え、愛される人だと思うな。
移動距離に疲れ、人に疲れ、作品のエネルギーに疲れた1日だった。
篠田展が明日までで、最終日は混むに決まってるから今日しかない。星野展は今月いっぱいでまだ余裕があるんだが、銀座まで行くんだからその足で横浜をまわっちゃえでした。
篠田さんは昔TVで日野原先生と百歳対談をやってるのを見て(僕の人生でわりと重要な対談だった。だからBLOG記事書いたはずと思って過去を探すが見つからず。書いてなかったのかな。)、1度この女史の作品を観たいと思ってた。
今回銀座三越で20点ほどだが、1週間の展示があると知って是非観たいと狙ってた。
僕は好きです。単純だが、力強い。100歳を超えてる女性が筆をサラサラっと和紙の上を走らせただけでこれだけの作品になる、う~ん、凄い。100年ひたすら墨と戦ってきたが故だろう。
当然ですが、高価でした。50cm四方位の大きさで50万、1m四方位になると200万を越えてる。欲しくなるほど好きな作品もありましたが・・・・・。
星野さんは今年でもう没後20年になるんだそうです。彼の写真展は昔八ヶ岳の会場で観てるし、本も数冊読んでる。いい世界に連れて行ってくれる作品群ですよね。今回の展示では写真が大きく印刷されてたのもよかったし、会場のところどころに配置されてた彼のエッセイがよかったな。全てじっくり読ませてもらった。
現実世界の「時間」と自然界の「時間」 その進み方の差が大きくなっていくことを危惧し続けた。大事な、好きな視点だな。 いい作品を残した人だね。永遠に感動を与え、愛される人だと思うな。
移動距離に疲れ、人に疲れ、作品のエネルギーに疲れた1日だった。
星野さんは、まだ時間がある。別の日にしまひょ。、
狭いし、少ない出展だから落ち着いては見れないと思う。おばさんバトルだな。
ゆっくり、おおらかに、心やすらかに鑑賞してください。
見入りたくなると思う。押されても押し返さず、流れの中で堪能してください。
12/11 Y女史は別件があるようで、H女史が参加。
妹との時間調整のため、昼食も取らずに昼過ぎに出かけたので、お腹を満たしてから鑑賞せねばと13時30分頃を過ぎていたけれど、3時までランチを受け付けているイタリアンで1人パスタランチを頂いて、実はこの店、三越の裏手に、王子ホールという、王子製紙が作った音楽ホールがあって、その横腹に面した通りのビルの地下にあるんですが、名前が面白いのでいつも気になっていたのです。今回1人で決行しました。パスタとサラダと飲み物で税込み1200円。どうも、食い気が先に来てしまいますね、いかんいかん。
格調高く書かねば。そんなわけで、ゆっくりゆったり作品とご対面でした。ほんとに、気迫を感じますね。やはり圧倒されます。しかし、色合いのせいか静かな情熱がじわじわと伝わってきました。私のお気に入りは、百人一首の紫式部の歌とか、新古今集にある式子内親王の歌を鋭角的な直線の仮名文字で描いた作品です。曲線でない仮名文字も美しく中身が伝わるものだと、目から鱗・・・でした。特に式子内親王の歌は恋人を待つ恋歌なので、独身を通した作家先生も恋歌に心引かれるものがあったのだろうか、題材にしたことに興味をそそられました。漢字の一文字を抽象画風に描いたものは、どれ、私もやってみっかと、やる気スイッチが入りましたね。ああ~ここに書きすぎたかな。大丈夫です。あっちはあっちで書くネタあります。のんびりと。
僕は会場で売ってた冊子を買ってきたけど、その中に以下の文章がのってる。
『ほんとうの「玄(くろ)」は真っ黒ではない、という考え方が私にはたいそう気に入る。一歩手前でやめるという、そのあと一歩に無限のはたらきを残し、それをわが手のなすところではなく、天地自然、神、宇宙、とにかく人間のはかり知れない大きな手にゆだねる、そういう考え方がこのましい。このましいが、一歩手前がまことにむずかしい。』 -- 「桃紅 私というひとり」 --
こういうことなんでしょう。彼女の精神を感じます。
温泉と松茸づくしのご飯、楽しんでくんろ。深酒の後の入浴は体によくない、お風呂でおぼれないようにお気を付けやっしゃ。
月曜日にSCに行って、その後の養生が悪かったし、髪を短く切ったもので「危険な寒さ」を感じたのが始まり。
マイパターンの風邪状態です。熱はそんなに上がらないが、扁桃腺がはれる。喉はガラガラでタンがからみつく。だから変な咳が止まらない。
こんな体で冷える山の温泉にしたってきましたよ。
今日のSCはなし。明日の結婚式を控え、ひたすら横になって風邪と戦うのです。